ーホールについてー


ホールの空き状況、施設の修繕状況などによって、会場は変化していきます。


今回の会場は、奏美ホール。


約10年ぶりに使わせていただく演奏会場です。
当時、院生時代の先輩が会場を見つけてくださり、若林先生にもご尽力いただき、演奏会が実現しました。
作曲を専攻する方々に囲まれ、現代音楽が含まれていることもあり、プログラムが多種多様で面白かったことを覚えています。


年月を経て、今回、リサイタルとしての利用は初めてなのですが、再びお世話になるにあたり、
「嬉しいなぁ・・・」
「続けてきてよかった」
と温かく迎えていただき、有り難く思います。


他府県には(特に都市部において)公的ホールだけでなく、個人が運営されているホールの数が沢山あります。それに対して、滋賀県内のホールは圧倒的に少なく、今私が思いつくのはスティマーザール、奏美ホール、フィガロホールの3箇所です。



先日の打ち合わせの際、ホールの誕生の話、ホールの維持について貴重なお話を伺うことができました。
その中で、奏美ホールは、今年で創立から30年を迎えたとお伺いしました。維持されている歴史がすごいなと思います。

個人が運営されている施設の場合、

例)
・私自身が設計に携わった思い出
・私自身が管理しているピアノ
・音楽を愛した親の思いを、私が守り抜

上記のような思いを持たれています。それこそが、まさに“文化芸術そのもの”だと私は捉えています。奏者は、ただ演奏する役割ではなく、観客とホールをつなぐ役割であるゆえに、尚更、思いが詰まったホールは大切にしたいと考えています。


素敵な場所で、昼公演は音楽で道徳教育、夜公演は音楽で滋賀県の文化を取り上げます。




当日ご来場いただけるお客様へ
駐車場は、近隣のコインパーキングをご利用ください。コインパーキングの場所は以下の通りです。
(⏬ホールのオーナー様にいただいた案内図を引用)





今後の演奏会予定


5月25日
ピアノリサイタルⅩⅣ「かの名はホーゼンフェルト “将校になっても人で在りたい”〜戦場のピアニスト〜」
@奏美ホール(滋賀県大津市)
最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。

映画「戦場のピアニスト」より。音楽鑑賞だけではなく、人権教育をテーマにした題材です。イープラスにて販売中。



5月25日
ピアノリサイタルⅩⅤ「滋賀の魅力に触れるvol.3巖谷小波と紫式部」
@奏美ホール(滋賀県大津市)
最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。



イープラスにて販売中。