ー3/23の安城公演に向けてー



まず午前開催の安城公演から。





演奏予定曲は、以下の通りです。

□アルルの女
アルルの女は、劇付随音楽。27曲あるうち、選ばれたものが組曲である。公演当日は組曲を演奏。



□シチリアーナとリゴドン(リゴードン)
※Wikipediaから抜粋
・シチリアーナ
「ルネサンス音楽末期から初期バロック音楽に遡る舞曲の一つ。ゆるやかな8分の6拍子か8分の12拍子で作曲され、ためらいがちにたゆとう曲想と付点リズムが特徴的で、通常は短調(もしくは自然短音階)をとる」。
・リゴドン
「南フランスを起源にもつ民俗舞踊の名称である。ダンスをこよなく愛したフランスの王ルイ14世の時代に様々なダンスが発展した際には、パリやヴェルサイユで、宮廷舞踊としても人気を博していた。一般的に2拍子系(4分の2拍子や4分の4拍子)であることから、リゴドンの振り付けや音楽は、躍動的で、軽やかさを特徴としている」。


□G線上のアリア
管弦楽組曲第3番より「エール」。別名G線上のアリア。


□間奏曲
ピアノ独奏用の組曲として1911年に作曲され、オペラとして1915年に作曲された。今回演奏する間奏曲は、オペラの方に含まれる。




・・・今回のプログラムには、ピアノのために書かれた作品が一つもない。
特にリゴドンに関しては、ヴァイオリンだからこそ鳴らせるメロディーを、鍵盤楽器で弾いているので、物理的に不可の箇所を悩ましく取り組んでいる最中です。



南吉さんに関して、人生の諸先輩方が文献等に充分にまとめてくださっているので、奏者である私は、読んで楽しんで、弾いて、また世界観を楽しんでいます。


南吉さんにも、文献など様々な形で記録として残してくださった人生の諸先輩方にも、南吉さんの読者やファンとして文化を支えてこられた諸先輩方にも、沢山の敬意と感謝をこめて。


2公演目は、教員として人材育成に尽力した立派な南吉先生とは対照的で、教員になる前の人間くさい面を持つ南吉さんの日記に登場する音楽を取り上げます。


チケットぴあでも販売していますが、当日、開場時刻にホールの中に受付スペースを設置します。開場時刻より、ホール内にて現地販売します。






今後の演奏会予定


2024年3月23日
久間あゆみピアノコンサート「君もそこに坐って聴きたまえ〜南吉先生と音楽の空間〜」番外編「虚無と衝動」
@アンフォーレ(愛知県安城市)
チケットぴあで販売中



3月23日
久間あゆみピアノコンサート「東の賢治 西の南吉〜春と修羅・銀河鉄道の夜〜」
@半田空の科学館プラネタリウム(愛知県半田市)
チケットぴあで2024年1月11日販売開始



5月25日
ピアノリサイタルⅩⅣ「かの名はホーゼンフェルト “将校になっても人で在りたい”〜戦場のピアニスト〜」
@奏美ホール(滋賀県大津市)
最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。

映画「戦場のピアニスト」より。音楽鑑賞だけではなく、人権教育をテーマにした題材です。イープラスにて販売中。



5月25日
ピアノリサイタルⅩⅤ「滋賀の魅力に触れるvol.3巖谷小波と紫式部」
@奏美ホール(滋賀県大津市)
最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。



イープラスにて販売中。