1つ前のブログで、きょうだいがきょうだいの世話をする難しさについて書きました。

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両親が亡くなると、悲しいかな🥺 親子関係以上にきょうだいは はかない関係性だな…と思うのです。

 

幼い頃はあんなに仲良く毎日を過ごしたのにね…真顔

 

 

 

私たちきょうだいも、両親が亡くなり、昨年父親の再婚相手も亡くなった今、この先は、きょうだい関係も希薄になっていく予感がしています。

 

 

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父は、私が二十歳の時に亡くなった母とよりも、再婚相手のBさんとの結婚生活のほうが長かったのです。


父は、嫉妬するBさんの手前、私たちの前で母の話をすることすら封印していました😭

 

 

最近、私は夜寝ている間に、変わった夢をみました。病気の父を連れ出し、きれいで鮮やかな色の着物を用意し父に着てもらって散歩に連れ出そうとしたところに、父の着物とよく似た色合いの着物姿のBさんが透析病院から帰宅し、一緒に散歩に出る夢でした。

 

とてもきれいな桜が咲いていて、桜を背景に笑顔で2人並んでいる記念写真を、私が撮影してあげている夢でした。

 

この夢が暗示しているように、私の中の父の妻は、亡き母ではなく再婚相手のBさんに置き変わってしまっているようです。

 

執着といえるほど父のことを大好きだったBさん。

 

父も、体が弱く自分よりも14歳若いBさんのことを大切に思っていました。


Bさんは私よりも18歳年上

 

私が結婚する時の立派な結納品に、嫉妬して私の目の前で泣きだしたBさんのことを「許してやってくれ」と苦しそうに謝ってきた父を見て以来、私はBさんとの確執を、父が亡くなる最期まで父に愚痴ることはできませんでした。

 

 

父は、昨年あの世に旅立ったBさんを迎えに行き、あの世で2人は再会していると私は想像しています。

 

40年前に亡くなった私の母は、あの世で父への執着をとっくに捨て、4年前に亡くなった父とは違う場所の天界のもっと高いとこにいるか、もしかしたら輪廻転生しているかもしれない…などと勝手な想像を巡らせるのです💦

 

 

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父親の再婚相手Bさんの世話に関しても、Bさんと私の間に父の介護を巡って強い確執が生まれてしまうまでは、他府県在住という距離を理由に姉は親の介護から退いていましたが、私と奥さんの間に父の介護、特に辛すぎてブログでも書いてきませんでしたが延命措置の有無をめぐってBさんは私のことを父親の死を望む冷たい娘と罵倒し、以来更に大きな溝が出来て心の距離が互いに離れたことで、姉はBさんから直々に頼まれて晩年の世話を引き受けました。

 

Bさんの近くには、車も所有していて運転もできる元気なお姉さまが1人で住んでいましたが、お姉様は宗教にのめり込んでいてそれが忙し過ぎるのと、実務能力が低すぎて財産管理をとても頼めないと奥さんが思っていたので、私の姉に白羽の矢がたったのは仕方ないことだったとはいえ、


ある意味、Bさんのお姉様も、きょうだいの介護から逃げたとも言えます。

 


このように世話が出来る人が近くに誰もいなければ、住んでいる距離とか関係なく、やれる人がするしかなくなるのです。

 

 

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お姉様一家は宗教上の理由で、妹が亡くなっても葬儀にも列席せず、通夜式が執り行われる前に葬儀場に来られてご遺体に対面しお別れをされました。

 


昨年お亡くなりになったBさんは遺言書を遺し、

お姉様との約束通り、お姉様とその子たちには、自分が親から相続した賃貸アパートや賃貸収入にしていた貯金通帳が渡るようにしてありました。

 

 

自分の老人ホーム代含む生活費は、夫が亡くなってから相続した通帳から老人ホーム代も支払ってました。養子縁組していないと法律的にはBさんのお姉様のほうに相続権が発生してしまう為、夫の実子たちとは戸籍上の養子にしてあり、我々3人には夫から相続した残りの財産がいくように遺言書に書いてありました。

 

養子は実子とは違って、相続税の非課税枠も小さくなるなど、他にも今回初めて知ったこともいくつかあり、親が再婚するということは、最後までややこしい( ̄ー ̄) というのが実感でした。

 

 

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昨年父親の再婚相手Bさんが亡くなるまでは、Bさんのことを巡って、きょうだい3人LINEで頻繁にやりとりをしていましたが、亡くなり、相続手続きもひと段落したら、グループLINEも閑散としています。


 

独り身で、死んだら無であると信じ宗教的行事を嫌う兄は、4年前に亡くなった父や昨年亡くなったBさんの法事を今後やらないつもりでいます。


法事で集まらないと、間違いなくきょうだい関係が希薄になっていきます。

 


兄も独り身。

離婚している兄は、実子は1人いますが、離婚した元妻含めて実子からも連絡を絶たれている為、兄が将来的に弱ってもお子さんによる世話は期待出来ません。

 

こんな事情もあり、1つ前のブログで、きょうだいがいても家庭裁判所に頼んで後見人にお世話になる事例を書きましたが、この話は他人事ではないと思えるような心境の私たち姉妹なのでしたあせる

 


 だからこそ、

 

「1年もしくは2年に1度でもいいので、きょうだい3人で会食する機会を設けましょう!お母さんもお父さんもあの世できょうだい仲良くしていって欲しいと願っているはずだから…」

 

と姉は言います。私も同感です。



ただ、姉は兄の世話も同じ県内に住む私がするものだと決めつけていて、そこが両親の世話も私がするものだと決めつけていた時となんにも変わっていないことに少しため息が出ますが、


きょうだいでも死ぬのは年齢順とは限らないですし、誰がどうなるかなんて分からないのだから、そこはその時々の状況に委ねるしかないです!


なので、今からため息することすら無駄ですね(>_<)