京都でベビーサインtekoto(おててことば)教室たむらあゆみです。
保育園でシフォンスカーフ遊び。
の続き。
導入
絵本のお歌
絵本を読みます。
どろこんに汚れた靴下や帽子をぽいぽい丸い洗濯機の中に入れていきます。
《使えるベビーサイン》
靴下、帽子、シャツ、ズボン、パンツ、汚い、綺麗、もっと、など。
先生
「じゃあ、靴下を洗濯機に入れるよ。せーの!」
みんなで
「ポイっ!」(投げる仕草)
全部入れたら絵本をぐるぐる回します。
園児さんには腕をぐるぐる回してもらいましょう。
読み聞かせ終了。
その後、
先生
「ぐるぐるしてたら汗かいたね。先生ハンカチ持ってきたからみんなの汗拭いてあげるね。」
1枚箱にいれずに残していたシフォンスカーフをエプロンポケットから取り出し、園児さんを順番に軽く拭いてあげるようにシフォンに触れさせる。(シフォンを触りたい期待値を上げる狙い)
先生
「みんなの汗を拭いたハンカチをぐるぐるせんたくきで洗ってみよう!」
と、箱の洗濯機を見せてシフォンスカーフを「ポンっ!」と入れる。
お歌『ぐるぐるせんたくき』
しかのてつやさんのお歌
歌いながら腕を前でぐるぐるしても、上にあげてぐるぐるしても良し。
(0〜3歳児さんは前でぐるぐるのほうが上手にできていました。)
先生
「ハンカチ綺麗になったかな?」
1枚スカーフをゆ〜っくり取り出す。
先生
「わぁ!こんなに綺麗になった!実は先生ね、みんなのハンカチも一緒にお洗濯してたんだよ。」
と言って、1人ずつ引っ張り出してもらう。
スカーフを引き抜く
言わずもがな、ただただ楽しい瞬間
特定の色に執着しているような子がいる時やピンク色の取り合いなどになりそうな時は引き抜く順番に注意。
にぎりぱっちりから発展
遊びのベースは、わらべうたの『にぎりぱっちり』
スカーフを両手の中に包み込んで卵を作る。卵から産まれて来たものでさらに遊ぶ。
①魚が生まれて来たら『さかながはねて』のお歌あそび。
(頭→ぼうし、お腹→エプロン、お顔→おばけ、お尻→しっぽ)
最後にしっぽ。
先生たちがしっぽを付けて園児さんvs先生でしっぽ取り
②ちょうちょが生まれて来たら『ちょうちょ』のお歌でスカーフひらひら
③「卵から何が生まれると思う?」と園児さんに聞いても面白い。この前は『恐竜!』と言ってくれた子がいました。
④ゾウが生まれて来たら(卵からは生まれないけど番外編)『ぞうさん』のお歌でゾウさん歩きしながらスカーフゆらゆら
てってちゃん体操
スカーフを持って『てってちゃん体操』
「びびびのびー!」のメロディのところは上にポーイ!と投げてキャッチする。
『投げてキャッチ』は、動体視力と手と目の協応に繋がる。
♪ねんねんごろん♪の時はお布団に。
「お布団ねー!」というと敷布団にしている子もいて可愛かった
再び洗う
大きな布(できればお水に見立てた色)の上に乗せて揺らしながらもう一度お洗濯。
そっと洗ってみたり(上から下からの音楽)、じゃぶじゃぶ激し目(ぐるぐるせんたくきの音楽)に洗ってみたり、緩急をつける。
干す
物干しロープに干す。
2〜3歳児さんは上手に洗濯バサミで挟める子も。
干せたら虹のトンネルをくぐるのも楽しい。
テンション上がりすぎて出会い頭ごっつんこしないよう注意。
取り込んで畳む
先生
「ハンカチ乾いたよ!取り込んで次は畳むよ。」
フワフワの生地なので綺麗に折り目がつきませんが、なんとなくでOK!
畳めたら箱に入れてお片付け。
(引き出しの箱のように『タンス』をイメージできる箱があればよかったかも。)
以上。
ここまででだいたい所要時間30〜40分くらい。いや、詰め込みすぎやろ2〜3回に分けてひとつひとつをじっくり楽しむのもいいと思います。
おまけの体力消耗編
まだ時間と体力がありそうなら、もう一度『ぐるぐるせんたくき』のお歌をみんなでやってみる。
①1人で全身を使ってぐるぐる。
②先生と園児さん2〜3人で両手を繋いで輪になってぐるぐる。
③最後は全員で輪になってぐるぐる。
と、ここまでできれば汗だくです(笑)
先生
「今日はこれでおしまい!お家でもママやパパのお洗濯手伝ってあげてね。」
以上。
来年の自分のためにもかなり細かく書きました。4〜5歳児さんでも充分楽しめるプログラムだと思います。ぜひあなたの保育園や幼稚園でもやってみてください。
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