単身赴任先、「高松の最後」シリーズ 旅行編でーす
高松に赴任して2年半。
四国のめぼしい観光地を行きつくした小職は、ETC割引でついに瀬戸大橋
を渡ってしまいました。行きたいけどなかなか行けなかった「鞆の浦」です。
東京にいた時はわざわざ行かないし、広島や岡山支店に転勤することも
考えられないし・・・・。行くなら今しかない!!と行ってしまいました。
高松から高速&瀬戸大橋&一般道で2時間で鞆の浦到着。
風景を壊してまで一部の住民の生活の為に橋を造ろうとしていた町です。
でも結果的に住民の勝訴で町は保存されそうですが・・・
まあでもよかったと思いますよ。
便利になったって綺麗になったって道路ができたら観光客は来ない。
あの古さがいいんですよね。
もし橋を造ってたら、一時的に観光客が来たかもしれないけど、観光客
には飽きられ、過疎化するのは間違いがない。
古いから観光客は来るんですよ。
でも行ってみて初めて知った。
「崖の上のポニョ」は宮崎駿監督がこの鞆の浦で滞在して書いたことを・・・・
もっとそれを宣伝してもいいのでは。
■鞆の浦
「瀬戸内海の潮と潮が出会う場所」 瀬戸内海の珍しい地形と潮の満干が原因で潮流の逆転現象が 起こります。その潮が出会い別れる場所がに鞆の浦です。
「室町幕府」は、ここ鞆の浦で天皇からの命令書である院宣を尊氏 から受け取ったことから始まりました。 また、最後の将軍義昭は、織田信長によって京を追放され、鞆の浦 で毛利氏の加護のもと「鞆幕府」を開きましたが、結局滅んでしまい ました。そのため「足利は鞆に興り、鞆に滅ぶ」といわれています。 この他にも鞆の浦では、源平合戦の悲劇「鞆女郎」、「山中鹿ノ助」 の壮絶な生きざまを知ることができます。 「足利は鞆に興り、鞆に滅ぶ。」足利尊氏から15代将軍足利義昭まで二百年以上に渡って続いた |
でも本当に何もない素朴な観光地でした。