皆さま、お久しぶりです。
今日は昨日までの暖かさから一転花冷えならぬ春冷えです。
さて、以前の記事にも書かせて頂きましたが、今日は足の甲についてです。
バレエと言えば、つま先のラインを重視されます。確かに、ラインが綺麗である事はダンサーにとってはとても大事な要素の一つです。
それは足先のラインに限らず、身体全体のラインが綺麗である事が大事です。
では、その綺麗なラインというのはどのような事なのか?
確かに、、現実問題として生まれ持った身体の条件というのはあります。でも、それを言えば切りがないのです。
大事なのは、いかに、正しくレッスンをして正しく筋肉をつけ、正しく使うか。です。
どんなに身体の条件が良くてもそれを正しく使えなければ宝の持腐れです。
つま先も同じです。
今は色々と甲を出すためのやり方などがあるようですが、まず過剰にやり過ぎて足を痛めないで欲しいのと、足先がキチンと使えないと意味がないですし、ポワントに乗って立つ事は出来ても降りられなければ踊れません。
私は、足先がキチンと使えれば自然と綺麗なラインは出ると思いますし、バレエは総合芸術なので、それは身体についてもそうで、足の甲で踊るわけではないので、そこだけに意識が行ってしまわないようにして欲しいな、と思います。
まずは、
正しくタンジュやデガジェが出来ているか?
と今一度考えてみてはどうでしょうか?