皆さん、こんにちは。
今日も本当に暑かったです。
スタジオも換気のために窓を開けて、エアコンをオンにするので、機械もだんだんとおかしくなって来てあまり効きめがありません。
それでも、オープンクラスの生徒さんも子供達も元気にレッスンに励んでいます。
私は、、以前にも増して子供を教える機会も増え、また、オープンクラスの大人の方の身体の不具合や不調を目の当たりにしてまだまだ自分の勉強不足を実感し、
時間のある時は、解剖の本とバレエ講師のための本を読み漁っています。
そして、これらの本を読んで再認識したことが、、
バレエというと、やはり最終目的は”トウシューズを履く”ことと、特に日本では思いがちですが、
世界の名だたる講師陣は必ずしもそうは思っていません。
プロになるためではなく、趣味でダンスをする子供は全員ポアントに進むべきではない、また、強い足と脚、背中を持ち、技術的な基礎ができている場合のみ、ポアントを始めるべきだと考えている。
また、ダンサーを診察しているある医師は、
ポジショニングとアライメントの正確さ、強度と安定性の度合い、足の形、年齢、トレーニングと経験の量をチェックします。
ポアントは間違った立ち方をすれば、必ず怪我につながります。そして、それが子供であれば長い人生の中で大変残念な結果に繋がりかねません。
そう考えると、
【やはり早い段階でポアントを履ける準備が出来ているか、本人と親御さんに話をする必要があると思います。】
時にはそれが、その子にとって厳しい現実になっても、先の事を考えれば言ってあげる方が良いのです。
でも、、
身体の使い方、トレーニングの仕方によってはその欠点を変えて行くことも可能な例はたくさんあります。
だからこそ、
しっかりとした基礎、バーレッスンが大事なのだと、再確認した最近です。
今日のためになる内容
①ポアントよりもドゥミポアントでテクニックを習得した方が体重が中足骨にかかるので足に負担が小さい。
②押して上がるルルべと飛び上がって立つルルべは両方必要。足の使い方(中足骨を通る)がポアントワークで非常に重要だから。