アラベスクの正しい上げ方 | バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方

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ポワントワークを見直して、バレエ上達を目指す方に
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皆さん、こんにちは。
 
今年の梅雨は長いです。雨
 
今年は本当に過酷な年ですね。
 
こんな日々は心身共に疲れやすく、気も滅入りがちです。
 
でも、それでも、
 
今、出来る範囲で自分や家族の健康に意識を向けながら穏やかに過ごしたいものです。
 
私は、本当に単純な事ですが、
 
 
お風呂になるべく浸かる、
 
✨レッスンが出来ない日は近くの公園を30分くらい早歩き(ジョギングは走るプロではないので足を痛めると嫌なのでしません。)
 
✨夜はpm10:30~11:00までには寝る
 
✨お白湯を飲むようにしてなるべく身体を冷やさない
 
…等です。
 
 
皆さんも体調管理気をつけて下さい。
 
 
さて、
 
ここ最近の子供達のクラスでは、アラベスクを正しく上げる事を少しずつ教えています。
 
なぜデュバン(前)やアラセゴンド(横)よりもアラベスクなのか?
 
勿論、デュバンアラセゴンドも同時進行していますが、アラベスクが一番、使い方を間違うと厄介だからです。
 
アラセゴンドも上げ方を間違えると股関節を痛めますが、アラベスクは子供でも腰を痛めやすく、1回痛めるとヘルニアのようになってしまい、下手をするとそれが理由でバレエが続けられなくなります。
 
 
 
まじかるクラウンでは、アラベスクの正しい上げ方とは?
 
 
大体の方は、アラベスクは腰を縮める、又は腰を折って足を上げる、のだと理解しているか、又は、頭ではそう思っていなくても、そのように身体を使ってしまっています。
 
 
しかし、
 
アラベスクをする時は、お腹の方の筋肉、腸腰筋、腹直筋など、前の方の筋肉を伸ばすことであげて行くのです。
 
 
ですので、よく間違ったアラベスクをしている方は、骨盤に乗って腰を折って上げているので、腰椎が詰まって腰を痛めるのです。
 
 
 
そして、
 
子供は、体がまだ柔らかいので腰を仰って無理に上げてしまうので、正しい上げ方を早くに教えてあげる必要がある、と私は思っています。
 
 
そのために、私のクラスでは、
 
うつ伏せになり、お腹(おへその辺り)が床に付かないようにしておきながら腰を縮めないようにしながら後ろに足を上げる練習をしています。
 
そうすることで、お腹を落とさず、腰を折らずに後ろに足を上げる意識ができます。
 
 
プロのダンサーでも、そういった上げ方をして腰を痛めているダンサーを何人も見てきました。
 
怪我で踊れなくなるの辛いです。
 
そういった間違った身体の使い方は早くに取り除いてあげることが、後々修正するストレスがないので重要だと思います。