森友改ざん問題 | 社会の裏を晒すブログ

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森友改ざん問題で元理財局長の賠償責任認めず 自殺した職員の妻の訴えを棄却 公務員個人の責任を問えない「国家賠償法」の壁 今も役所では「黒塗り作業をしている人がいる」​

関テレ

 

経過を転載しておきます

 

【赤木俊夫さんの妻・雅子さん】 「想像はしてたけど、こんなにばっさり切られると…もう残念でならないです」  「夫を死に追いつめた真相を知りたい」と戦ってきた妻の思いは、今回も届きませんでした。

11月25日、大阪地方裁判所は、自殺した赤木俊夫さんの妻・雅子さんの訴えを退けました。​法廷には、被告の佐川元理財局長の姿はありませんでした。​

「森友学園問題」 

 

カンテレ「報道ランナー」

​​​ ​大阪府豊中市の国有地が8億円以上値引きして売却された​、いわゆる「森友学園問題」。始まりは、この問題をめぐる国会での発言でした。 【安倍晋三首相(当時)】(2017年2月) 「私や妻がですね、(学校の)認可あるいは、国有地払い下げに事務所も含めて一切関わっていないということは、明確にさせていただきたいと思います。もし関わっていたらこれはもう、私が総理大臣を辞めるということですから」  この発言の後、財務省は…​​​

​​【佐川宣寿 理財局長(当時)】 「記録は残ってございません」(2017年2月) 「記録もございませんということで、記録がない」(2017年3月)​​

​しかしこの時期、財務省は組織ぐるみで公文書を改ざん。財務省は、当時の佐川理財局長が「改ざんの方向性を決定づけた」と、2018年6月に提出した報告書で公表しています。  この改ざんの実作業を強いられたのが、財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54歳)でした。​

赤木俊夫さんを自殺に追いやった「改ざんの真相」は?

 

 

 

カンテレ「報道ランナー」

【妻・雅子さん】 「『犯罪行為をしてしまった、僕は犯罪者なんだ、内閣が吹っ飛ぶようなことをしてしまったんや』とは言っていたので…『死ぬ、死ぬ、もう僕は死ぬんだ』ってことばっかり言って」​

追い詰められた赤木さんはうつ病を発症し、2018年に自殺しました。赤木さんが亡くなる3日前には…

​【赤木俊夫さん】 「わし車で出かけるから、それだけ許してくれ」 【妻・雅子さん】 「いけん、絶対にいけん。絶対に嫌じゃ」 【赤木俊夫さん】 「ほな、一緒に行こう車で」 【妻・雅子さん】 「嫌だ、眠たいのに。すぐ警察呼ぶ」 【赤木俊夫さん】 「車で一緒に行こう」 【妻・雅子さん】 「そんなんで死ぬって頭おかしくなってるよ」 【赤木俊夫さん】 「おかしくないって、大丈夫じゃ」 【妻・雅子さん】 「おかしいよ」 【赤木俊夫さん】 「大丈夫じゃ」 【妻・雅子さん】 「大丈夫じゃないよ…」​​

なぜ、夫は死ななければならなかったのか…国に対し情報公開を求めるも、返ってくるのは真っ黒に塗りつぶされた文書だけ。雅子さんが真実を知ろうとするには、裁判しか手はありませんでした。しかし…

争う姿勢を見せていた国が突然、雅子さん側の請求を「認諾(にんだく)」。つまり、国が全面的に責任を認め、裁判を突然終わらせたのです。

【妻・雅子さん】(2021年12月) 「ふざけんなと思いました。国は誰のためにあるのか」  雅子さんは、これ以上国から真実を知る手だてを失ってしまいました。

残るは、佐川元理財局長を相手取った裁判。雅子さんは、改ざんを主導したとされる佐川元理財局長から直接話を聞きたいと尋問を請求しましたが、裁判所がこれを認めなかったため、その機会すらかないませんでした。

【妻・雅子さん】 「夫に対して謝罪するとか手を合わせるとか、真相、何があったのか…分かることがあればぜひ知りたいし、話してほしいし、法廷に一度も現れなかったので、来てほしいなと思います。佐川さんに責任を感じてもらえるような判決が出てほしいって思っています」

 11月25日、佐川元理財局長や代理人の弁護士が出席しない中で言い渡された判決。 【大阪地裁(中尾彰裁判長)】 「原告の請求を棄却する」

――Q:雅子さんは、なぜ苦しい思いをして戦いを? 【諸岡記者】 「雅子さんの思いは、『誰が何のために改ざんを指示したのか、真実を知りたい』ということだけです。そもそも裁判を起こされる前に、佐川さんに対して『話をしてほしい』と手紙などを送ったけれど無視されたということもあったそうです。また、真っ黒に塗りつぶされた文書が開示されるなど、『誰に何を言っても説明してもらえないんだ』というところから、『じゃあ、裁判をするしか真実を知る方法がない』と、裁判を戦ってこられたということです」

『佐川さんがもし今現れて、写真の前で手を合わせて何かを話してくれるのであれば、裁判はやめます』と。​

 

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関係者の方々、ご苦労様です

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