15年前の私が、15年後に癒された話。 | イラストレーターAyuの日記〜時々、不登校のこと〜

イラストレーターAyuの日記〜時々、不登校のこと〜

インナーチャイルドカウンセラー・イラストレーターのAyuです。

インナーチャイルドコーチングで、【子どもの頃に思い込んでしまった解釈】を紐解いて、考え方の癖を見つけ、心を整えていきます。

実際体験したこと、心に残ったことをマンガに表現していきます!

こんにちは
あゆです。

今日は、15年前の妊婦時代のお話です。



時は、2010年…



15年前の今頃だったか、
次男がまだお腹にいる頃。

8週目のあたりで、不正出血があった。


上の子2人は、幼稚園に行ってる時間だった。


私は迎えにも行かなきゃいけないし、
突然で焦った。

とりあえず、廊下に点々と着いた出血跡を
写真に撮って、仕事中だった夫に
「どうしよう、出血しちゃった」
とLINEしたことがあった。



帰ってきた言葉は
「そんな写真送ってくるなよ!!」





なんでそんなこというの?

私は心配でたまらないし、お腹も痛いのに。
つわりもはじまってきてたし、
幼稚園にお迎えもいかなきゃいけない。

でもその前に、病院へ行かなくちゃ…!


いろんな考えが渦巻いたのを、覚えている。






昔、そんなことがあったんだよね、と
ふと話す機会がこの間あって。




次男が
「クソ男じゃん」
と一言。

コウノトリを何度か読んでた次男は、
自分の父親がなんでそんな対応したのか?
許せなかったみたいだった。


私「ママはね、ただ“大丈夫?”とか言って欲しかったんだけど…怒られちゃって。写真は、確かに嫌だったかもしれないけど、廊下に点々とした血の跡だけだったんだよ💦」


次男「いや、普通は心配するでしょ。帰ってこなかったの?」


私「…帰ってこないし、急いで自転車で婦人科に行って“大丈夫。赤ちゃんはいるよ”っていわれて、でも“自転車にはもう乗らないでね”って言われたから、歩いて幼稚園へ迎えに行ったんだ」


次男「え、やっぱクソ男じゃん」





30歳の時の私が、次男に救われた…!


まさか15年経って、その時の子に救われるとは。
涙が出るかと思った。



3月のライオンで、幼少期いじめられてた零が
ひなの「私は悪くない!」に救われたみたいに。








その後日に、娘にも話す機会があって。


「今まで言わなかったけど、昔、次男の妊娠中にこんなことあってさ〜って次男と話してさ…」
といったら、
「え⁈初めて聞いた!ないわ〜…。なにそれ…」
と。

夫のことは、おそらくきょうだい1好きであろう娘すら、そんな感じだった。






30歳の妊婦の時の私、よかったね。
子ども達がわかってくれたね。


あの時は本当に心細くて、しんどかったし
誰も頼れなかったけど…

子ども達がわかってくれて
嬉しいね。





幼少期の私じゃないけど、
大人になっても救われるのだな。


救われた気分は忘れられない。