音楽プレーヤーと緩和ケア。 | イラストレーターAyuの日記〜時々、不登校のこと〜

イラストレーターAyuの日記〜時々、不登校のこと〜

インナーチャイルドカウンセラー・イラストレーターのAyuです。

インナーチャイルドコーチングで、【子どもの頃に思い込んでしまった解釈】を紐解いて、考え方の癖を見つけ、心を整えていきます。

実際体験したこと、心に残ったことをマンガに表現していきます!

こんにちは

あゆです。

 



 

眠っていたCDデッキ

 


 

夫の入院中から用意していて、箱に入ったままだったCDデッキを、やっと、出しました。



 

 



2年、箱に入れたまま、そのままでしたが…

家にあったのも今年壊れてしまったので

出してみました。

 

 

 

 

夫のお仏壇のお隣。

 

たまたま設置できるのがそこしかなかったから、というのもありますが。

 

 

設置するときに、

「パパのために買ったやつだったんだよ〜」

と言ってお仏壇の前で見せてみました。

 

 

 使わなかった理由

 

 

入院中に持って行けなかったのは、

義姉から「看護師さんたちの負担になるから、持っていかないで!」と言われたこと。


(今思うと、看護師さんへ自分から聞いてみれば良かったです)

 

せっかく用意したけど、持って行けない。悲しい


2020年当時はコロナが絶頂期だったので、お見舞いには行けませんでした。

(行けた時もあるけど、具合が悪くなり、病院が許可した期間のみ)

 

 

なので、入院中にお見舞い許可が出た時にはウォークマン(これも新たに購入した)を持っていって聞かせて、

自分が帰る時には持って帰る、としていました。


滞在している30分ほどしか聞かせてあげられなかったので(もう夫は早々をテレビも楽しめる状態ではなかったので)

せめて大好きだったゲームの音楽を聞かせてあげよう!と毎回欠かさず持っていっていました。



もしかしたら看護師さんへお願いできるかも…と思って、毎回持っていっていましたが、

義母、義姉、義妹の誰かと組んで2人組でお見舞いになるので、

看護師さんと話す隙もないまま…結局お願いしてみることもできないままでした。



お願いできるかな…と思って持っていっていたので、

携帯でもいくらでも聞かせることは出来ましたが、それはしませんでした。

 


耳元近くに置いて、スピーカーで聞かせて、手を握ったりして、話しかけていました。

 

 







イベントの企画

 

 




夫の死後、しばらくしてから4月にエミークの仲間の中でイベントを開くことにしました。






 

その時やったイベントはこの様な内容です👇




【人生会議、見取りについて】

 

①まだ身近で何にも起こってないし、自分ごとになってない人

②まだ何も起こってないけど、死に対する不安が強い人

③すでに親、パートナー、きょうだいなど身近な人を亡くして喪失体験をしてる人

④亡くしてはないけど、身近な人が病気で不安がある人

 

こういう方に届くといいな、と思っています。

 

そして、身近な人が病気になった時、亡くなる時のバッドニュースを子どもにどうやって伝えるのか。どうフォローするか。

これも、大事なことですよね。

 


ACP(アドバンスプランニング)〜人生会議〜

元気な時に、もしものことを家族で相談して、本人の意思確認をしていくことだそうです。

延命治療のこと、最期何を大事にしたいか、などを話すことだそうです。

私も先日父と電話でたまたまこの話しの流れになって、結構「こうしてほしい」を話してくれました。
元気な今のうちに、ちゃんと意思確認をすることって大事だな、と思っています。

 

現在緩和センターにお勤めのたかちゃんから、他にも色々質問もあれば答えてもらえるとのことなので、もし聞きたい事があったらメッセージくださいませ。

 

 



私は、夫が脳腫瘍発覚で突然の入院になり、余命宣告もされました。


看取りなどの知識も何も知らないまま、入院後1ヶ月ですでに失語症を発症してしまい、

あっという間にそのまま要介護になってしまいました。


私は本人の希望も何もわかりませんでした。


自分はエンディングノートを書いていたけど、彼は書いてませんでした。


その後悔があったので、皆も、いざという時のために家族と一緒に話した方が絶対いいよね、と思って開催したものでした。

 

 



 

私がやっていたこと


●好きだった音楽を聞かせてあげること

●話しかけること

●子どもたちの様子を教えたり、動画を見せてあげること

(義妹か義姉、義母が常にお見舞いが一緒だったので、嫌だったのを覚えています。夫婦の時間は反対によってナシ。義姉に「時間の無駄」と言われました)

●手を握って、顔を見て話をすること

●子ども達とのテレビ電話

(これも絶対同室になっていた義一家に監視されているようで、とても嫌でした)

●身体のマッサージしてあげること

 

 

イベント開催をしてから、“音楽デッキなどは病院にお願いしても良いこと!”というのを教えてもらいました!


緩和ケアに現在もお勤めのプロキラキラに言ってもらえて、めちゃ安心したのを覚えています!


私がやっていたことも、

“それは緩和ケアだよ!あゆちゃんは正しい事をしているよ。お姉さんも看護師だったならわかると思うんだけどな”

と言ってくれました。


やってきた事を肯定してもらえて、ものすごく嬉しくなりました。

 




夫の入院していた病院では緩和ケアは行っていなかったのも、この時に調べて知りました。


東京だからあるのではないかな?と思っていましたが、東京といえども、緩和ケアってあまり広まっていないみたいです驚き


今、どの病院でも緩和ケアをやることを進めている、というのを聞きました。


『私も次に何かあったら、緩和ケアがある病院を選ぼう!』と思った講座でした。

 

 




音楽のある生活

 

私は音楽のある生活は欠かせないので、いつまでも眠らせておかずにどんどん使おう!と思います!

 

せっかく買ったんだもんね。

 

たまには夫の好きだったゲームの曲も流してあげよう〜と思いますにやり



 

ほとんど私の聞きたい曲だけだと思うけどw

 

どんどん活用しよう。

 




そして断捨離をしようと思います!

 

今は粗大ゴミを出すことが第一目標です笑い泣き片付け、頑張るぞ〜!