最近は、漫画やら雑誌やらいろいろとお金を使いすぎて・・・
新しい本まで手が届きません
なんたるビンボー(σω・`
)
というわけで、今までの小説でも久しぶりに読み返そうと思って
ガサゴゾと本の整理・・・
あれ???
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新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)
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この本読んだっけ?と思ってペラペラめくってみる・・・
新選組関係者16名もの人々が入れ替わりで物語を紡ぐ感じの本だった・・・
あきらかに読んでない・・・(≧∀≦;)
そのまま古本として忘れ去るトコでした・・・あぶないあぶない
この作品は前途した通り、土方さんをはじめに一人の人物が独自の視点から、
時に一番深く出来事に関わった者が、
また、第三者的な位置でその出来事に直面したものが
まるでその人が本当に書いた手記のように
16人の内面的心情がそれぞれの話で上手に表現されています
「世の中を変えるのは自分しかいない」と
自分への揺るぎない自信を持つ清川八郎
自分の人生について、これからの身の処し方について
深く考えている、一見気短で暴力的な芹沢鴨
あまり大変な事に関わらず、命の安全を最優先にしながらも
近藤に取り入ろうと機嫌をとる武田観柳斎
そして、多くの小説では無口でセリフが少なそうな斎藤さん語りの
ストーリーも3つもあり、密偵など難しい任務を任されたた際の
土方さんとの間の駆け引きが心の声として読めたのは魅力的でした
一番心に残ったし泣けたストーリーは
永倉さんが語る 「油小路」 でした
御陵衛士として永倉と袂を分かつことになった昔からの仲間
藤堂平助を、油小路の死闘の中から逃そうとする場面・・・
伊東の死体を油小路に晒した時から、
いや、この陰謀を聞いた時から平助の事が気になって仕方がなかった永倉さん
普段は冷たく怜悧さを装っているけど、本当は情に厚い土方から
近藤の命だから平助を逃がせと伝えられ、
一緒に御陵衛士として伊東一派に潜り込んでいた斎藤に
それとなく平助にこの結末を伝えられなかったのかと問いたものの
何かを伝えようとして飲み込んだ彼からは、それ以上何も返答は得られなかった
皆が平助を心配する心を持ちながらも任務だと割り切っているのに
自分はいつまでも情にすがり続けている・・・永倉は戸惑いを感じていきます
死闘の中、優しさで逃がそうとしたのに、
永倉の声は届かずに平助は他の隊士に斬られてしまいます
逃げろと言ってくれたのに逃げられなかったことを詫びる平助に
きっと助かる!それに平助を救おうと言ったのは自分ではなく
近藤・土方さんなんだと・・・みんながお前のことを心配していたんだと
優しく優しく語りかける様子は自然に目頭が熱くなりました
任務だとわかっていても情をなかなか断ち切ることのできない
人一倍仲間思いな永倉さん
自分が迷ってばかりだから平助を助けられなかったと後悔したかもしれない
でも、平助の最期に不器用な仲間たちの思いを
永倉さんが直に言葉として伝えてくれたことで、
平助は本当の意味で救われたんじゃないかなぁと
いろいろ考えさせてくれるお話でした
新選組(特に初期メンバー)ってホントにそれぞれの個性が
上手にかみ合って、足りないとこを埋め合ってるなって思います
この本を読んでて本当にそう思いました![]()
やっぱり好きだなぁ~新選組(ノ∀`●)
そういえば・・・木内さんの作品
「新選組裏表録 地虫鳴く」は、今回の幕末の青嵐の裏物語といいますか
阿部十郎・篠原泰之進・尾形俊太郎のお話だそうです
今回の作品で女性作家ならではの文字運びがとても気に入ったので
機会があったらこちらも読んでみたいです♪




みえをはって派手にふるまうこと
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