上品さと下品さの調和 | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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AKBGと坂道シリーズを俯瞰的に冷静に眺めるサイトです。
他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


人というのは当然二面性があって上品な部分と下品な部分がある。



大体の人間がそのバランスを取りながら自分の人格を形成し

相手との人間関係とかをうまく調整しているんじゃないかな??



それはメンバーだってそうだと思う。



表立ってアイドルとして見せる部分、裏でプライベートの自分でいる部分。



別に裏側にまで清廉な人格でいろっていうのも難しいだろうし

それを思春期の少女達に求めるのも酷というものだろう。



一方でAKB自体もある意味何でもありの世界観の中で

ある種下品さを売りにしてきた部分も正直あると思う。



下品なものっていうのは皮肉なもので面白いんだよね。



バラエティでもそうだし人が笑い飛ばすものは大抵下品。。。



でもそこにはラインがちゃんとあってうまく下品を演出する

センスだったり見せ方だったりがちゃんとあるから成立する。



ただただ人間の野卑な部分だけが垂れ流されている

下品さなんて見ていて不愉快になるだけだろう。



最近のAKBの変質はまさにこの下品の演出の稚拙さ。。。



プロレスだからとか、何でもありだからとかで許容されていた

かつてのある意味練られた下品さが観られなくなってしまった。



開きなおってファンに背を向ける運営の姿勢もそうだし

そんなグループでいつの間には弛緩している一部メンバーもそう。



エンタメとして成立していたAKBのそういったある種の

巧緻な下品さが姿を消しただただ垂れ流されている現状。。。



昔から応援しているファンからしたら自分の言いたい事を

分かってもらえると思うがどうだろうか?



面白い面白くないという2元論だけを軸にして物事を考えると

結局行きつく先には思慮も配慮もない下品さしかない。



そうなってくるとAKBの魅力だったもう片方の清廉だったり

ストイックに上を目指すメンバーの上品さが打ち消されてしまう。



頑張らなくていいという許容度が限界を超えれば

そこにはただただ現状に甘んじた温い集団だけ残る。。。



頑張らなくていいんじゃないんだよ。



頑張ってみてダメだったらそれを受け入れるって事なんじゃないか?



それを頑張ったり上を目指すことを否定する事ありきで

今のアマチュアイズムを許容して本当にいいのだろうか?



麻友が綺麗な部分だけを見せるのがアイドルと言っていたよね。



これには下品を超越した上品さを見せていくことも含まれている。



だって麻友はずっとAKBの中でそのある種の下品さと向き合って

それでもなお上品に優雅にと振る舞い続けてきたんだから。。。



そこへの割りきりと覚悟がなければここまでやり切れなかったと思う。



とにかく下品さは逸脱してしまえばただただ醜いだけだし

そこのさじ加減ってまさにプロデュースする能力に依るだろう。



今はかつての下品さを許容してきたファン達が我慢の限界を超えて

今のAKBの矛盾を受けいれなくなっているのが実態と感じる。



そしてそれが実際にシビアにビジネス的な指標に跳ね返って

AKSの経営を圧迫する事がないように願っている。



とにかく上品な下品さをちゃんと演出して欲しいね。。。



それでは、また。



以上