進化してより美味しくなっているヴィーガン、プラントベースフード♪ | 土井あゆみの先取りブログ

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style table吉祥寺パルコ店オ一ナ一、日本ヴィ一ガン協会理事、ヴィーガンスペシャルアドバイザー認定インストラクター、veggyサステナブルアンバサダーを務める土井あゆみです。
最近気になるテーマでブログを書いています。

 

こんにちは。土井あゆみです。

 

最近は季節の変わり目で体調を崩される方もいるように感じます。体調管理はとても大切ですね。

 

今回はヴィーガンやプラントベースの気になる記事を見つけました。

そちらを読んで改めて感じたことがあったのでその部分を書いていきます。

 

・ヴィーガン、プラントベースについて

みなさん、ヴィーガンやプラントベースはご存じですか。

最近は耳にする方が多いかもしれません。

なぜ注目されているのか気になりますよね。

 

・ヴィーガン、プラントベースが注目されている理由

1つは免疫力アップなのだそうです。

腸内環境改善などの健康意識が高まり、野菜中心の食生活を心がけている人が増えてきているからと言われています。

 

もう1つは水質汚染、大気汚染、地球温暖化ガスといった環境問題や深刻な食糧問題などから、動物性食品を控える人が増えているのがあるそうです。

 

地球環境保護目的のため、ポール・マッカートニーも推奨する、週に1日だけお肉をやめる日を作る「ミートフリーマンデー」を政府や企業など組織単位で取り組んでいるところもあると聞きます。

 

異常気象や海や川の汚染などを肌で感じることが多く、専門家の間でも予想を超える速さで地球環境が破壊されていて、一人ひとりの環境への配慮が必要とされているのが現状です。

 

注目をされているプラントベースですが、どのようなものなのかご存じですか。

 

・プラントベースとは

『プラントベース』とは、植物性の食事を中心とする食生活のこと。

 

プラントベースは、英語で『Plant based』と表記し、日本語では『植物性由来の素材をベースにしていること』と訳されるものです。

 

プラントベースに当てはまるほとんどの食品は、鉱物や添加物、卵、牛乳などを含まないものになります。

例を挙げると、最近話題の代替肉です。

代替え肉とは、大豆を原料とし加工された食品であることから、プラントベースな食品、食材に当てはまるものになります。

 

身近なもので言うと、植物性ミルクはよく目につくことも多いのではないかなと思います。

牛乳ではなく、オーツミルク、アーモンドミルク、ソイミルクなどがスーパーやコンビニなどで見られることも多いですね。

また、大豆ミートも有名です。

 

そもそも、プラントベースとヴィーガン何が違うのでしょうか。

 

・ヴィーガン、プラントベースの違い

ヴィーガン、プラントベースの違いをみなさんご存じですか。

 

プラントベースとは、前にも少し書きましたが

なるべく植物性の食品を摂取しようとする食生活に基づく考えのことです。

主な動機は、自身の健康や環境問題の解決のためと言われています。

ヴィーガンとは、動物性の食品は摂取しない食生活に基づくとする考えのことです。

主な動機は、動物保護・宗教理由のためになります。

 

プラントベースとヴィーガンは似ているようで動機が異なっていたり、食生活に基づく考え方が異なっていたりというのが発見でした。

 

では、実際にヴィーガンやプラントベースのフードにはどんなものがあるのでしょうか。

 

・ヴィーガンビストロじゃんがら

ヴィーガン、プラントベースフードが広まってきている中、ピックアップで紹介をしていきたいと思います。

まずはヴィーガンフードのラーメンです。

 

・ヴィーガンのとんこつラーメン

みなさん、ヴィーガンのとんこつラーメンがあるのをご存じですか。

 

東京・原宿にある「ヴィーガンビストロじゃんがら」は、都内を中心にラーメン店「九州じゃんがら」を展開している春秋社さんが運営しているお店です。

 

「じゃんがら」といえば、とんこつスープが特徴の九州ラーメンなのだそうですが、1984年に秋葉原へ出店した当時の東京では醤油ラーメンが主流で、一度もとんこつラーメンを食べたことのない人がほとんどだったそうです。

食べ慣れないお客さんの口に合わせ、豚骨の臭みを抑えてマイルドな口当たりにした〈九州じゃんがら〉を提供していたそうです。

 

とんこつラーメンで成長してきたところをなぜ、植物性メニューで提供することにしたのか。

 

それは、代表の方が体調を大きく崩し、その時に『食べ物によって健康になろう』と考え、普段の食事にヴィーガン食を取り入れたところ、すぐに健康を取り戻したからだったそうです。それからプラントベースフード(プラントベース)の良さに惹かれ、『じゃんがら』でも提供できないかと考えたとのことでした。

 

また近年では、外国人旅行客も多く外国人の方が「じゃんがら」に来店しても、ベジタリアンやヴィーガンの人は食べられないということから、せっかくなら同じ席でおいしいラーメンを食べてほしいという思いで、野菜だけで仕上げたラーメンの商品化に着手したのだそうです。

 

時代の移り変わりに合わせたメニューや人のきっかけで今のお店があるのだと知りました。

 

そこから今はよりヴィーガンのイメージを改善することや広げていくことを考えているそうです。

 

・ヴィーガンのイメージを改善し全国へ広げたい

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、営業自粛や時短営業要請が繰り返される中、やむなく原宿の1・2階で営業していた「九州じゃんがら」のうち2階を休業したことをきっかけに

せっかくなら2階をヴィーガン専門店にしてみたらどうか。

そしてヴィーガンのイメージを変えたいと考え、リニューアルすることにしたのだそうです。

こうして、リニューアルオープンした「ヴィーガンビストロじゃんがら」では、ソイミートのジュージューグリル(醤油味or味噌味)や餃子といったヴィーガン料理を、お酒と一緒に楽しめるお店になり、今では20~30代の女性や外国人客を中心に人気なのだそうで、よりいっそうイメージを良くして全国に広めていきたいと考えているそうです。

 

他にもプラントベースのお店で2foods(トゥーフーズ)というお店がありました。

 

・2foods(トゥーフーズ)

プラントベースフードを取り扱っているお店の一つ、2foods(トゥーフーズ)をご存じですか。

 

・2foodsとは

東京・渋谷や六本木、銀座など主要な繁華街に5店舗を展開する「2foods(トゥーフーズ)」は、ウェルビーイング事業を展開するTWO(東京・恵比寿、東義和CEO)が手がけるプラントベースブランドです。

「2foods」は、味覚を刺激するおいしさ「Yummy(ヤミー)」と、食べることで体を整える健やかさ「Healthy」の両方を併せ持つ「ヘルシージャンクフード」をコンセプトにしているブランドだそうです。

 

・ヘルシー&ジャンクで非ヴィーガンにも人気

動物性食材不使用のチキンナゲットは鶏肉のような食感と味わいが楽しめると人気で、

また、店舗で購入した場合は黄色のプラントベースチェダーチーズやピンク色の黒胡椒ガーリックマヨ風、青色のレモンタルタルと、色鮮やかな3色のソースが付くそうです。

一見するとチキンナゲット&カラフルソースでいかにもジャンクそうに見えますが、ナゲットからソースに至るまで全て植物性食材でたんぱく質と同時に食物繊維も摂れ、グルテンフリーやコレステロールゼロも実現しているそうで、ヴィーガンとは思えないほどのクオリティになっており、現在は外国人客にも人気です。

 

今後は、よりグローバルな展開を視野に入れているそうです。

 

・固定概念に囚われず開発、グローバル展開を視野に

コロナ禍で世界的に健康志向が強くなったことからエシカル消費やサスティナブル経営への関心も高まってきたのと同時に日本では「プラントベース=おいしくない」というネガティブな声が根強くあり、消費者の認識はまだ低いため、ここをブレイクスルーするのが最も重要だと捉えているそうです。

病みつきになるプラントベースを提供すれば、地球環境のために無理をして食べるというよりも食べたい味わいでありつつエシカル消費が可能になるのではないかと考え、いかにヘルシージャンクなプラントベースを作り上げるかを行なった結果、ヴィーガンもジャンクフードを食べられるようになったのかと、ヴィーガンの方から大いに喜ばれたそうです。

今後は世界的にプラントベースの重要性が増し市場が拡大していくと予想し、グローバル展開を視野に入れたより大きな食の市場に挑戦するそうです。

 

地球環境にも優しく、ひとにも優しいヴィーガン、プラントベースフードが世界に広まってきていて日本でもたくさんのお店が増えてきています。

それぞれの思いや工夫がたくさん施されていて食に対する意識が変化しつつあるからこそ、よりヴィーガンやプラントベースが身近に感じられるようになってきたな改めて思います。

 

ヴィーガンフード、プラントベースフードが気になっていたけどまだ食べたことがない方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。