仕事、結婚、離婚。自由に選択できる人生に | 土井あゆみの先取りブログ

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style table吉祥寺パルコ店オ一ナ一、日本ヴィ一ガン協会理事、ヴィーガンスペシャルアドバイザー認定インストラクター、veggyサステナブルアンバサダーを務める土井あゆみです。
最近気になるテーマでブログを書いています。

こんにちは。土井あゆみです。

 

最近夫婦間の生活のことで相談されることが増えています。

 

私は離婚を経験していますが、離婚した元夫は夫としてだけでなく、1人の人として、そして仕事のパートナーとしてとても尊敬していることを話しています。

 

『離婚=その人との関係が切れる。』というイメージを持っている人も多いですが、いまは仕事のパートナーとしていられることにも感謝しています。

また、お互い争わず、すぐに円満離婚できたのは、何より経済的に自立していることが大きいと感じます。

離婚についてもお話しながら、私が経営者への道に進んだ経緯をお話できたらと思います。

 

 

  先輩経営者との出会い

・子供の頃の家庭環境

私自身、小さい頃に両親が離婚をしていて母子家庭で育ててきてもらいました。家計は裕福とは言えず、大学まで行かせてもらえた事にはとても感謝ですが、子供には見せない苦労がたくさんあったと思います。

そういった経緯から親孝行したい気持ちがとても強く思っていましたし、一人っ子だったからこそ私が親を支えないといけないと思っていました。

結婚したから人生安泰という風には思っておらず、男性に依存した生き方はどうなるか分からず不自由であり、自立していく必要性があるとその当時から感じていました。

 

・会社員時代

大手の電気メーカーに就職できた私は「将来は明るい!」と感じていました。

当時「女性が働きやすい会社」のランキングにも入っており、福利厚生がしっかりしている会社というのも聞いていたので良いなと感じていました。

 

しかし、会社員時代では理想とするロールモデルを会社で見つけられず、やりたいこともなく、専業主婦になるのもありかもなと思っていた時期がありました。

 

元夫は同じ会社の先輩でした。こんなに器の大きい人は会ったことがないと思えた事もあり結婚することを決めました。結婚を決めた時にお金について真面目に考えるようになったきっかけがありました。それは、とあるファイナンシャルプランナーの方に、結婚後の家計について相談したことです。そのときに衝撃を受けたのが、「もし奥さんが専業主婦になられたら、旦那さんの収入で養えるのは子ども一人までですね」という言葉でした。そういった現実はそのとき思ってもいませんでした。


いざ働いてみて、営業で上司に厳しくご指導いただき、ハードに働いていました。仕事のできる上司に恵まれ成長もでき、プライベートも充実していましたが、一生懸命やっていた時に過労で入院する事がありました。

その時をきっかけに本当にこのままで良いのか、これがベストな人生に繋がるのかと考えるようになりました。

 

・経営者という選択

経営者というと皆さんはどういったイメージを持たれるでしょうか。私自身、自分とは縁のないものだと思っていました。当時はそれこそいい大学に行っていい会社に入ったら安泰だという考えがまだ大半を占めていた時代だったと思います。ホリエモンさんなど特別な人がなるイメージが強かったように思います。

 

そんな中、人とのご縁がきっかけで人生180度変わりました。元々のきっかけは会社員時代の同期の友人が起業していたというのを知り、その友人を通じて憧れとなる女性経営者との出会いがあり経営者という人生を選択してきました。

 

また、豊かさの指標というものを教えていただきました。収入、時間、仲間、健康という4つの指標をグラフにした時にそれがすべてMAXであったら最高の人生になっているという考えを知り、自分に置き換えてみましたが、24歳当時の私はグラフの面積が正直とても小さかったです。それを今はすべてMAXにできている事がとてもありがたいと感じます。それも経営者の道を選択してきたおかげだと思っています。

 

 

  起業するにあたって何を大切にしてきたか

・憧れの先輩経営者の存在

当時24歳、このままで良いのだろうかと考えていた時に出会った経営者の方に衝撃を受けました。

まず、同じ女性で年齢もあまり変わらず、元々事務職などをしていた所から起業してきていたり、同じ母子家庭で育ってこられたというのを聞いて私とバックグラウンドが変わらない方だったのも驚きでした。何より、“手帳と携帯さえあればどこでも仕事ができる”と仰っていたのが印象的で、この方について行きたいと思いました。

経営者を目指すとなってから約7ヶ月で脱サラし、紆余曲折ありながら今は経済的基盤を手に入れられている事に感謝しています。

その起業するにあたって大切にしてきたことをお話できたらと思います。

 

・目的・目標を明確にした

まず、何をしたら良いのかを考えたというよりは、この出会いを逃したくないという気持ちでまず言われた事はなんでもやってみようと思っていました。

その中で大切にしたら良いと言われたのが目的・目標を明確にすることです。

恩師に出会ったことで、初めて自分の本当に欲しい未来やなりたい姿を真剣に考えました。なりたい状態、やりたい事、欲しいものを紙に書き出してみて自分が思っていることが明確になっていきました。

夢を描くことがとても楽しくて、「全部叶ったらすごく素敵な人生になる!」と目の前に広がる可能性にとてもワクワクした事を覚えています。

そこで恩師から、「欲しい未来につながる頑張り方をしよう」と言ってくださいました。例えば、バレリーナになりたいのに野球の素振りを頑張っている人がいたとしたら頑張り方違うよ〜となるのと同じで目の前の仕事をただ一生懸命頑張るのではなく、欲しい未来から逆算して今やるべきことをやる事が大切と学んできました。

どんな頑張る理由でも良く、今の自分が燃える「人生の目的」を明確にすることを意識してやってきて良かったです。

 

・学ぶ人を決めた

成果を作る上で一番大切といっても過言ではないのは、学ぶ人を決めることです。この人から学ぶという人をひとり決めるのです。

私自身学ぶと決めた恩師の存在がとても大きかったです。経営者は世の中にたくさんいらっしゃいますが、自分がこの人から学ぶと決めた人に言われた事は全部受け入れるという事を大切にしてきました。

 

色々な方の意見を良いとこ取りで取り入れるという事をすると迷ってしまいます。だからこそ自分がこの人のような結果がほしいという人を一人に絞って学ばせていただき、真似ていくという事をしてきました。

スポーツで結果を創るにも学ぶ人、コーチを決めてやっている方が多いのと同じです。

 

恩師と自分の考え、価値観のギャップがありそれを埋めていくような形で行動、実践して結果に繋げてきました。

 

 

  現在とこれから

・学んだことを生かした結果

24歳から学ぶと決めてスタートし、会社員を約7ヶ月で脱サラし、今では会社員の数十倍の月収になっています。

結果の原因は学ぶ人を決めたという事、学ぶ人の基準に喰らいついてきた事です。やることは難しいことではなく誰でもできることを誰もができないくらいやることというシンプルなものでした。私自身経済的基盤、自由に使える時間、そして何より信頼できる仲間の存在が手に入れられたことが財産です。

 

・経験や体験からのシェア

経済的基盤、自由に使える時間、信頼できる仲間を手に入れられた事によって、

→今は世の中の物価が1/10以下になっています。(値段の0を一つ取った感覚)

→好きな洋服を買う時に値札を見ないで買う(今は見るようにしていますが自由に買えます。)

→毎日がGWです。自分でスケジュールを自由に決められます。

→親に仕送りを数十万したり、住む場所をプレゼントしていたりします。

→経営者仲間と旅費を気にせず旅行に行けています。(モルディブは高かったですがとても行く価値がありました。)

など、語り尽くせないほど大きく変わってきています。

 

会社員では得られないような状態を早いうちに手に入れられたのが本当に良かったです。それを一人ではなく多くの経営者仲間と一緒に経験できていることにとても価値を感じます。

今後も目標達成に向けて頑張っている方を応援していくと決めて日々過ごしています。

 

・離婚、そして新たなパートナーとの出会い

個人的には、結婚・離婚は本人たちの自由だと思っていますし、さまざまな価値観・さまざまな形があっていいと思っています。

 

ただ実情は、離婚による慰謝料、養育費などを決める裁判や離婚するまでにお互いが了承していないとなかなか別れられないといった事例で多いと聞いて、結婚する時とは違い、離婚する時には色々と揉め事が出てきてしまうのが現実のようです。

 

今の時代、事実婚という形を取っている方が増えていると思います。そもそもなぜ事実婚が増えているのか(増えていると言ってもまだ少数派のようです)。

婚姻届を出すと財産分与が半々になる。結婚してお互い協力して生活していこうという証のようなものかと思いますが、それが良いと捉えるかそうではないかという意見も分かれると思います。

 

それこそ女性が男性の収入に頼って生きていくとなった時に果たしてそれは自由と言えるのでしょうか。私は、幼少期の経験から男性に頼って生きていくのは良いと思っていないので経済面でも自立して相手が例えいなくなったとしても生きていける状態を作っていこうと決めてやってきました。

 

長年生活を共にした元夫とは、円満離婚することになりました。色々と話し合いはしながらも揉めることなくお別れすることになりました。そして中学生の子供が1人いるのですが、その子に兄弟が欲しいと言われ最近では新たなパートナーとの間に新たな命が誕生しています。

結婚というものも人それぞれ色々な形があって良いなと感じます。

 

・ヴィーガンとの出会いと現在の事業

私自身、数年前に卵、乳製品のアレルギーがあると発覚し、それをきっかけにヴィーガンに出会い、その奥深さに触れる中でヴィーガンスペシャルアドバイザーの取得に至りました。ヴィーガンスペシャルアドバイザー(※旧Vegan検定1級)、ヴィーガンスペシャルアドバイザー認定インストラクター(※旧Vegan検定インストラクター)とありすべて取得してきて今では講師として講演会を開く事もあります。

(ヴィーガンスペシャルアドバイザー取得講座は、ヴィーガンの基礎知識を取得し、動物性食材からの代替方法やヴィーガン料理レシピの立案方法、さらに商品のマーケティング、販売・運用方法まで、学びたいレベルに合わせて様々な知識を学ぶことができるものです。)

 

今では日本初のプラントベース専門のライフスタイル雑誌である『veggy』のサステナブルアンバサダーに就任させていただいております。

 

また、セレクトショップの運営、およびコンサルティング・スタートアップ支援事業を行っています。先日吉祥寺にセレクトショップもオープンさせていただきました。「エシカル×サスティナブル×ヴィーガン」をテーマに、様々な商品をセレクトしたお店となっています。

地球環境や次世代のことを考えたエシカル消費やオーガニック製品に関する商品を扱っています。

 

新たな挑戦もしながらたくさんの経験をさせていただけていることに感謝です。

 

  まとめ

ここまで大まかではありましたが私自身の経験などをお話してきました。詳しくは私の著書にもより詳しく書かれていますので興味のある方はぜひ読んでみていただけたらと思います。

 

元夫と事業展開してきて、今は夫婦という形ではなくなりましたがとても大切なパートナーであり、これからも大切な存在であることは間違いありません。

新たな出会いや新たな夫婦像を描いてこられたのも経営者として経済的基盤を創ってきたことやたくさんの信頼できる仲間の存在があったからこそだと感じています。

そうやって恋愛や夫婦の形も自由に選択していける人生にしてこられたのも学ぶ人を決め基準を真似て愚直に努力してきたからだと感じます。

 

今では会社員時代では想像もつかないような現実になっていることがとても幸せですし、これからもさらに社会に貢献し多くの方と関わっていけたら嬉しいです。

 

仕事、プライベートそれぞれ最高な状態を作っていくためにも日々精進していきます。

 

皆さんもご自身の理想の人生を自分で決めて突き進んでいってほしいなと思います。何か皆さんのお役に立てたら幸いです。

 

 

土井あゆみ