我が家は転勤族ではありません。
上の子が1歳のときに今の場所に引っ越して以来、引っ越しなし。
そんな我が家のある地域は、転勤族が多く住む場所です。以前は社宅も多く、子供たちが小学生の頃は、入学から卒業までいる子は半分以下だったかもしれません
私が出会った転勤族の方は、親しみやすい方が多く、人見知りの私でも仲良くなれる方が多かったのですが、その分、次のところへ転勤されることが決まると寂しい思いをしたものでした。
いつもの景色から、親しくなった人たちの姿がなくなるのは、何度経験しても慣れるものではないですね
長女は、5年生に上る前、仲良し3人組で過ごしていた友達2人の転校が決まり、『2人の転校が発表されたら、皆が私の方を見たんだ…』と話したときの様子が、今でも忘れられません。
友達作りが得意ではなかった長女にできた大切な友達だっただけに、どう受け止めて、どんな気持ちで私に話したんだろう…
その時かけた言葉は覚えていませんが、暗くならないように、明るく接してやらないと…と思いながら言葉を選んだことだけは覚えています。
次女は、毎日のように遊んでいた近所の男の子2人が6年生の夏に転校しました。
急に友達が減る寂しさはあったようですが、ちょうどその頃から、女の子と遊ぶ楽しさが分かってきたようだったので、新しい友達関係を築く中で、上手く乗り越えていったようでした。
子供たちも成長して行動範囲が広がり、転校して離ればなれになった友達と再会することもあったようです。
今はSNSという便利なツールがあるので、昔より距離を感じることがなくなっているのかもしれませんね。