術後ひと月経ってみて(痩せると思ったのになぁ) | ayuさんの日々の暮らしとおべんと記録

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旧mazaponの料理日記を改め、ブログを始めるきっかけとなった三女も社会人となり、未だお弁当持参の職場の自分弁当の記録と共に自分らしい生き方を模索していく日常の一コマ(+時々愛犬)を綴るブログです。

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宮崎出身、東京の隅っこ在住

一昨年、アラカンの仲間入りした3人娘のマザーです。三女が高三のときに最後のお弁当記録にと始めたブログも10年目。

気づけば相方さんと19歳になるシニアわんこ熊しっぽ熊からだビーグルあたまとの2人と一匹暮らし。

長女と同じ職場でフルタイムで働くズボラ主婦と承知の上で、オシャンティな生活に憧れてる照れフツーのおばはんの日常を綴ったブログです。

 

 

手術を終えて、無事退院してきて、徐々に日常生活に戻りつつあるなと思っていたら、

あっ!と言う間にひと月経ってました。はやっ!

退院して、10日後が最初の診察だったのですが、その日を待たずして宮崎から来てくれていた母には帰ってもらいました。(実家では私の3つ下の独身の弟と住んでるので)

まだまだ痛々しい傷口で、寝返りも容易ではなかったけど、ちょうど相方さんが出張で北海道へ行く予定があり、同じ時間帯の便を取れば改めて誰かが空港まで送っていくこともないからと急遽決まりました。

ほんとはもう1週間くらい居て欲しかったんだけどね・・・悲しい

 

新しいことを習得するのがなかなか難しくなっている80歳越えの母ですが、掃除洗濯とわんこのお世話はしっかりやっててくれたので、退院してきた日も、すぐさまパジャマに着替えてゆっくり静養することができたので、来てもらって、ほんとに助かりました。

 

今回の私が受けた手術ですが

 

ステージ0の乳がんでしたが、右胸を全摘手術しました。

当初はステージ0でも全摘することもあるのかと驚きましたが、

幸か?不幸か?私のガンはしこりにならないタイプで、健康診断などでマンモグラフィーやエコーを受けないとまず見つからないであろう、まるでペンの先で点々を書いたみたいな(そばかすのような?)石灰化のガンでした。

約2年前、毎年同じ時期に受ける健康診断が、その時はコロナが猛威を振るっていて、度々の外出自粛の時期があって、受診時期をずらすよう会社から通達がでたので、いつもより半年ほど先に伸びての健診で要再検査になりました。

全く予想していなかったので引っかかったときは何かの間違いでは?って思いました。

その後は、再検査を受け、針刺しして細胞採取も試みたのですが、直径1ミリあるかないかの、あまりに細かな無数の石灰化した細胞はピンポイントで採取することが難しくて、確定的な診断が出ないまま、今までずっと3か月ごとの経過観察をしてきました。

その間、増えることも、なくなることもほぼなくて、その場に存在していただけなので、自覚症状も全くなくって、いつもと何ら変わらない日常を過ごしてました。

 

そんな折、そろそろ経過観察も2年だってこともあり、先生から

 

もう一度針刺しして採取してみようか!

 

って言われて、検査をしたら、今回は上手く取り出せたみたいで、ガン細胞であるとの診断が出ました。

 

 

で!!これまた幸か?不幸か?

私のがん細胞の範囲が、温存するか、全摘するかのちょうど境目の広さだったんですよね。

ただ先生からは全て取り去って、再建しちゃった方が、10年生存率は限りなく100%に近いので、その方が、ホルモン治療や抗がん剤の投与などが不要なので、安心だと説明されました。

そんなこんなで全摘を選択したというわけです。

過去にいろんな有名人の方が同じ病名で命を落とされているので、残りの人生、転移を恐れながら、不安と隣り合わせで生きていくのはしんどいかなと思ったんですよね。

ただもし、あと10年や15年早くに発症してたら、同じ選択をしてたかはわからないです。

って言うか、先生から話を聞いて帰ってきた時は、やっぱり温存にするか迷った方がいいのかな?

って思い、母に電話でそのことを相談したんですけど。

予想に反してすんなりと

 

さっさと全部取ってもらった方がいいよ!

と即答されたので、迷いはなくなりました。

 

この2年近く、きっとガンじゃない!って信じて経過観察をして来たんだけど、今回の針刺しでは、なんか予感みたいなものがありました。

元から自覚症状は全くなかったので、術前も術後も傷口の痛み以外に辛いことはほとんどないんですけど。

 

やっぱり鏡で見る自分の姿はインパクトが強くてまだ馴染めませんねネガティブ

 

聞くところによると、これから寒くなると、脂肪をごっそり取り除いた片胸はとっても寒く感じるらしいです。

人によっては神経痛になることもあるとか??

今のところは、神経がまだ完全に戻っていないので、右胸辺りを触っても感触がなくて、他人の身体のような不思議な感覚になります。

 

入院中は、徹底的にカロリーと塩分の計算をされた健康的な食事を摂っていたので退院直後は体重も3キロほど減ってましたが、その後はピタリと止まってしまいまして。ガーンあんぐり

もう少し、精神面だけではなく肉体面でもダメージ来るかと思ったのにな。

 

良くも悪くも自分って図太い神経してるんだなと再確認しました。指差し

 

仕事復帰直後は買い弁や宅配弁当に頼っていたりもしたんだけど、やっぱりおにぎりおにぎりとかお味噌汁とかだけでも自前のものが安心すると相方さんからも要望があって、ちょ~~簡単なものを持って行ってたのですが、ここ最近やっとお弁当を作る気力が戻ってきたので、ぼちぼち再開し始めました。

こちらは昨日のお弁当。(やっと写メ撮ってもいいと思えるお弁当になりました。)

 

焼肉弁当です。

 

 

 

ま、お肉焼いて焼肉トラジのタレ絡ませてご飯に、乗っけてるだけです。

にんじんと小松菜のナムルは時短のレンチンして、味付けしただけだし。

カニカマときゅうりと玉ねぎのマヨ和えも大した手間はかかりませんが、逆にこんななんでもない副菜たっぷりのお弁当は胃も心も落ち着きますね。

 

ついでに生協で北海道フェアやってて買った芋餅をデザートにしました。

 

手術を受けるに当たって、激痩せするつもりでいたこの私。

 

たった3キロとは悲しい

 

これだけが想定外すぎて笑えないな真顔