「おんに…歌作ったから聴いてくれますか?」
君が何気なく、いや、勇気を振り絞って言っただろうその言葉は…
「おんに…?」
「泣くから、聴きたくない。」
「聴けるの、今日しかないよ?
おんにの為に作った歌だから。
どうしても聴いて欲しい。」
泣きそうな顔でそう言う君は
私の扱い方をよく知ってるらしい。
ギターを手に座った君は
こう言った。
「…ただ聴いて。一生懸命聴かなくていい。
何も考えずに聴いて。」
ギターの弦に掛けた指を見つめながら。
一度深呼吸して君は歌い出した。
『私の古いギターを手に
できなかった告白を
あるいは意地を張って飲み込んだ話を
歌ひとつ作ったフリして
今言おうとしてるんだ
ただ聞いてほしい
I’ll sing for you(あなたの為に歌う曲)
すごく愛してるけど 愛してるとは言わないよ
ぎこちなくてプライドが許さないんだ
今日は勇気を出して言うつもりだけど
何気なく聞いてね
I’ll sing for you
ぎこちなくてプライドが許さないんだ
今日は勇気を出して言うつもりだけど
何気なく聞いてね
I’ll sing for you
The way you cry, the way you smile
(あなたの泣き方、あなたの笑い方)
私にとってどれだけ大きな意味があるんだろう
言いたいこと 言いそびれてしまったこと
告白するつもりだけど ただ聞いていて
I’ll sing for you, sing for you
一度聞いて笑ってよ
ちょっと笑えるでしょ
私にとってどれだけ大きな意味があるんだろう
言いたいこと 言いそびれてしまったこと
告白するつもりだけど ただ聞いていて
I’ll sing for you, sing for you
一度聞いて笑ってよ
ちょっと笑えるでしょ
私にはあなたしかいないのに
時には他の人よりダメな私
ほんとはあなたの胸に髪を擦り付けて
抱かれたいんだよ
The way you cry, the way you smile
私にとってどれだけ大きな意味があるんだろう
振り返って後悔した言葉
謝るつもりだけど ただ聞いていて
I’ll sing for you, sing for you
何ともないフリしてよ
毎日すごく感謝してる あなたがいてくれて
神様がくださった贈り物
今日が過ぎたらまたぎこちない私に戻るかも
だけど今日は必ず言いたいんだ だから聞いてよ
The way you cry, the way you smile
私にとってどれだけ大きな意味があるんだろう
言いたいこと 言いそびれてしまったこと
告白するつもりだけど ちょっとぎこちないけど
ただ聞いてほしい
I’ll sing for you, sing for you
ただ聞いてほしい
I’ll sing for you』
時には他の人よりダメな私
ほんとはあなたの胸に髪を擦り付けて
抱かれたいんだよ
The way you cry, the way you smile
私にとってどれだけ大きな意味があるんだろう
振り返って後悔した言葉
謝るつもりだけど ただ聞いていて
I’ll sing for you, sing for you
何ともないフリしてよ
毎日すごく感謝してる あなたがいてくれて
神様がくださった贈り物
今日が過ぎたらまたぎこちない私に戻るかも
だけど今日は必ず言いたいんだ だから聞いてよ
The way you cry, the way you smile
私にとってどれだけ大きな意味があるんだろう
言いたいこと 言いそびれてしまったこと
告白するつもりだけど ちょっとぎこちないけど
ただ聞いてほしい
I’ll sing for you, sing for you
ただ聞いてほしい
I’ll sing for you』
君が泣いてどうするの。
感想…というべきか、伝えるべきだと
自然に口から出そうになった言葉。
それを君は塞いだ。
「すきっ、だよ、おん、に、、」
その「好き」は、君がいつも言う「好き」ではないことくらい分かる。
その為に歌ったんでしょ?
君が大事にしているギターはちゃんと
椅子に立てかけられて、
君は席を立った。
去り際の言葉はいらなかったのに。
「ごめんね。」
だなんて言わないでいいのに。
どうしてそんな悲しそうな顔をするの?
答えも聞いてないのに。
私も伝えなきゃいけないのに。
もう会えないんでしょ?
その曲も聴けないんでしょ?
ならせめて、
心は通じたいのに。
好きだよ。ユリや。
君ならこれで伝わるはず。
