私、今日人生終わるのかな…?
そんなことを考えながら呆然と佇むウンビの
前には、少し身長が高くてすらっとしていて
いや、細すぎるくらいの体をした美女が立って
いた。
「あの~…」
「ん?あ…あぁ。えっと担当のクォンウンビ。
よろしく。2週間だけど。」
ここまで容姿が良いと、性格に難アリか…?
と、いつも通り無愛想に冷たく対応する。
今まで通りだと大学生らしく、少しぎこちなく
答えてくれるだろう。
…そうウンビは思い込んでいた。
「キムチェウォンです。よろしくお願いします。」
天使のような声と笑顔だった。
いつもは軽く握って返すくらいの握手も
その笑顔に思わず長めに握ってしまうほどだった。
「じゃあ、教室、行こうか。」
何故か目を逸らしてしまうような彼女に
ウンビは背中を見せた。
その目は自分のことで精一杯で
後ろで体を震わせている実習生のことなど
どうでもいいようであった。
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「席ついて~」
いつも通りザワついている教室に
いつも通り入るウンビ。
ただ2つだけいつもと違うことがある。
教室の隅で生徒の視線を集めながら紹介を待つ実習生。
そして
いつもは空いているはずの席には
机に突っ伏して寝ている生徒が一人。
今日からか…と気持ちを切り替えるためのため息をついて、ウンビはHRの合図をかけた。
ーーーーーーーおまけーーーーーーー
「クォン先生、今夜歓迎会あるの覚えてます?」
「え!?…あ。」
「やっぱり…。実習生にも伝えておいてくださいね。」
「あぁ。はい。」
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「ねぇ…、今夜歓迎会あるんだけど大丈夫?」
「え?あぁはい。全然。」
「そ。良かった。場所は後で知らせるから」
「はい…」