摂食障害中してもらって嬉しかったこと② | 摂食障害の向こう側 ~ 私は私 ~

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6年間の摂食障害(拒食、非嘔吐過食)の経験と、その後の生活。

現在摂食障害と闘っている方へ、ご家族へ
少しでも未来に希望の持てる情報を発信するblogが書ければと思っています(^∇^)



皆様のブログを読んでいたら

思い出したことがありまして、、、



それは摂食障害の娘さんがいる

お母様側からの視点の記事。

そのお母様を否定するわけではありませんし、

その娘さんの気持ちを代弁しよう

なんて偉そうなことも思ってません。



ただ同じような状況の時に

私の場合はこうだったなぁ…

を思い出させてもらったので

記事にしておきます宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま



















摂食障害あるあるかとは

思うのですが、

回復期や、過食になっている時、

本当は外出したいのに

家族や友達とほんの少しでいいから

出掛けたいのに行けない。。。

なんてことが多々ありますショボーン




理由は、

太った体を見られたくないから。

服が着こなせなくなってしまった。

過食して睡魔に勝てない。

浮腫んで立っているのが辛い。

などなど、多岐にわたりますが…



そんな『行きたいのに、行けない』

気持ちの時に、

私の母は根気強かったです炎



深夜になろうが、

私が行ける状態

になるまで根気強く待ち続けてくれましたえーんえーんえーん



もちろん、深夜に行ける場所

なんて限られていますが、

それでも外に出られたこと、

母がずっとずっと待ってくれていたことが

とても嬉しかったですおねがいキラキラ



深夜まで待てば出掛けられるのかと

言われたらそれは違うし、

母が毎回待っていてくれたかと言えば

そうでもないんですが、、、



例えばスーパーに買い物に行こう

と約束していて、

前日は行く気満々なんですが

当日はやはり

準備を始めてみたはいいけど

なんでこの服着れないんだーって

悲しくて悔しくて

治したいけど痩せたいと泣いたり、

待たせてしまって申し訳ない気持ちから

過食してしまってそのまま寝てしまったり、

でもお買い物したい。外に出たい。

と思ったり、

行きたい⇔行けない

を何度も往復しているわけです。



でも、母だって必要な物を買いに

買い物に行かなきゃいけないので

イライラしたりもしたでしょう滝汗


そんな時に母は、

「とりあえず今買い物に行ってくる。

また買い物したい物とか、

お出かけしたい所があったら

買い物から帰ってきたら行こうね!」

と言ってくれましたびっくり



それでも買い物から帰宅した母に

「本当は一緒に行きたかったー」

と、泣いて訴えることも

ありましたが、

「じゃあ今からまた行こうよ!

私は一緒に出掛けられるの嬉しいよ!」

と、何度もチャンスを与えてくれて、

私の『行きたいけど行けない』

気持ちをいつも尊重していてくれましたえーんえーんえーん





父も短気で

時間きっちりタイプの人なのですが、

『行きたいのに行けない』心情を

母から聞いてからは

長めに準備できるような時間を設定して

出掛けないかと誘ってくれたり、

それでもその時間に行けなくて

行けないと言っても、

「じゃあまた調子の良いときに行こうな!」

と言ってくれていました笑い泣き笑い泣き笑い泣き




そう、二人が共通してやっていてくれたことは

出掛けるチャンスを

たくさん与えてくれていたこと

だと思うんですリムジン後ろリムジン真ん中リムジン前




10回誘ってくれても行けるのは1回かもしれないし

途中で帰りたいと言い出すかもしれないけど、

外に出てみたら自分が思っていたほど

人の目なんて気にならなくて、

大したことなかった!

今日はちゃんと出掛けられた!

って、少しずつ自信や楽しさを

取り戻すチャンスに

なっていたと思います星




毎回観光地や特別な場所へ行こう

と言うのではなく、

ホントにその辺のコンビニ行くけど行く?

とか、

散歩行くけど来る?

とか、

小さなきっかけを小出しで

もらえたことが良かったのかもしれませんお願い






摂食障害の症状も十人十色

治し方も十人十色

なので

絶対的な方法は無いと思っていますが

1つの経験談として

待ち続けてくれたこと

小出しのチャンス

に私は救われたと思いますオカメインコ














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