大学の1年生の
授業で、
ミュージカルトレーニングという科目を
もっている。
唱って、踊って、語る
時間だ。
今年度は、
ウエストサイドストーリーを
扱っている。
劇団四季時代、
出演はしていないが、
勉強キャストに、
稽古場に入れていただいていた。
勤務している大学では、
2年からコースに別れる。
声優、演劇(ストーレートプレイ).、
ミュージカル
と別れる。
この授業では、
ミュージカルに携わるのが、
最後になる学生もいる事を
意識している。
だから、
キャラクターに合うかどうかより、
やる気や努力で
場面によって、
キャスティングをする。
また、
授業を通して、
ミュージカル公演において、
自分がどのタイプの俳優を
目指すのか、
見つけて欲しい気持ちだ。
Actor
Singer
Dancer
Singer dancer
Dancer singer
Triple Threats (歌踊り芝居良し)
ダンス経験のない俳優が
レッスンで見違えていくのを
観てきた。
クラス全員それぞれに
課題を思い浮かべている。
あくまでも授業であるので、
ウエストサイドストーリー全曲を
とりあげることは
時間的に不可能だし、
それぞれが
学べる何かがあるものを
考えぬいて
教材にしていが、
前回、数人の学生がやりたいナンバーが
あるからと、
見てくれと、
やる気はカウが、
すでに教材は決めている、
授業終了後に見たが、
あまりにおそまつだし、
何故、そのナンバーをやりたいのか、
わからない。
今もっているもので、
そのナンバーをやっても、
学習にはならない、
あくまで、技術向上の為の授業だ。
やりたいことをやる時間ではない。
本気で向かいあい、
ポテンシャルなどを、
カッていた学生たちだけに、
学ぶということを
何も分かってもらえてないんだと、
そのつま先、膝裏をのばし、
姿勢をなおし、声のナガレの圧力を矯正し、
台詞のレンジを広くするなど。
治すことがいっぱいあるし、
ひとり、ひとり注視している。
プロになる為のそれぞれの
最優先事項を与えているのに、
得意なことより、
不得意なことに向き合う時期だ。
ガッカリゼッボウデアル。


