大学の1年生の

授業で、

ミュージカルトレーニングという科目を

もっている。


唱って、踊って、語る

時間だ。


今年度は、

ウエストサイドストーリーを

扱っている。


劇団四季時代、

出演はしていないが、

勉強キャストに、

稽古場に入れていただいていた。


勤務している大学では、

2年からコースに別れる。

声優、演劇(ストーレートプレイ).、

ミュージカル

と別れる。


この授業では、

ミュージカルに携わるのが、

最後になる学生もいる事を

意識している。


だから、

キャラクターに合うかどうかより、

やる気や努力で

場面によって、

キャスティングをする。


また、

授業を通して、

ミュージカル公演において、

自分がどのタイプの俳優を

目指すのか、

見つけて欲しい気持ちだ。


Actor

Singer

Dancer

Singer dancer

Dancer singer

Triple Threats (歌踊り芝居良し)


ダンス経験のない俳優が

レッスンで見違えていくのを

観てきた。


クラス全員それぞれに

課題を思い浮かべている。


あくまでも授業であるので、

ウエストサイドストーリー全曲を

とりあげることは

時間的に不可能だし、

それぞれが

学べる何かがあるものを

考えぬいて

教材にしていが、


前回、数人の学生がやりたいナンバーが

あるからと、

見てくれと、


やる気はカウが、

すでに教材は決めている、


授業終了後に見たが、

あまりにおそまつだし、

何故、そのナンバーをやりたいのか、

わからない。


今もっているもので、

そのナンバーをやっても、

学習にはならない、

あくまで、技術向上の為の授業だ。

やりたいことをやる時間ではない。


本気で向かいあい、

ポテンシャルなどを、

カッていた学生たちだけに、


学ぶということを

何も分かってもらえてないんだと、


そのつま先、膝裏をのばし、

姿勢をなおし、声のナガレの圧力を矯正し、

台詞のレンジを広くするなど。

治すことがいっぱいあるし、

ひとり、ひとり注視している。

プロになる為のそれぞれの

最優先事項を与えているのに、

得意なことより、

不得意なことに向き合う時期だ。


ガッカリゼッボウデアル。










早朝は大分寒くなってきた。

空気の入れ替えで、

窓を何ヶ所が開けると

鳥の囀りが聞こえる、

良い天気になりそう。


良い朝だと思った。


ミュージカル『オクラホマ』の

Oh, What a Beautiful Morning が

口をついた。


留学中、

レッスンで唱ったとき、

退屈な歌だなぁ。

もっと緩急のある歌唱いたいなぁ、

と思った。


義母の介護中、

毎朝が憂鬱だった、

あれもこれもしなきゃ、

手続きやお支払いなどなど、

鳥の囀りなんて聴いた覚えもなく、

聴く余裕もなかった。


今は鳥の囀りが聴こえる。

そして、感じられる。

なんて美しい朝

(Oh, What a Beautiful Morning)

だと。


今大変な方々、


ウツクシイアサハキマスヨ。











théâtre Paris Kidori は、

なんだか入りにくい、

シャンソンって、敷居が高い感じ、

とかよく言われますが、


入りにくくしているし、

敷居は上げている。


théâtre Paris Kidori は、

嬉しいことに路面店だ。

音楽の店は、騒音の問題で、

大抵地下、上層階が多い。


一重に、

大家さんの理解と

上に住んでらっしゃる方々の理解の

おかげだが、

1階は、開放感があり、

女性ひとりでも入りやすくはある。


シャンソンもしらないし、

看板もきちんと見ないで、

入ってきたお客さんのトラブルも

数回あった。


だから、

ちょっと入りにくくしているのだ。

だから、地域との関係は

一見薄く見える。


しかし、

théâtre Paris Kidori のお客様方は、

9割以上が国分寺外からいらっしゃる。

来るついでに、

買い物をしたり、

近所の飲食店におよりになる方々が

ほとんどだ。


théâtre Paris Kidori が

なかったら、生まれない消費である。


また、

国分寺他店からお客様を

奪うという感じもないよう

気をつけている。


微々たるものだが、

地域貢献にはなっていると思う。


この季節、

ライブ中もカーテンを開けて

クリスマスツリーが見えるようにしている。

約2ヶ月、前を通る方々に

クリスマスの雰囲気を

感じでもらえれば、

ウレシイノキモチ。