1つの子宮筋腫が多発筋腫へ | 膣セラピスト うっしー

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前回の記事をアップしてから1週間ちょっとが経ちました。


前回の記事はこちらから→素食は3食めにしてギブ。



先日、私の人生初体験である婦人科のオペ「子宮全摘出術」を受けた件について書いていこうと思います。


経過が長いからねあせる


まずは、子宮全摘出術を受けることになった経緯から。



ちなみに注意


ここに書いてある全てが同じ治療を受けられる皆さんに当てはまるわけではないと言うことを予めご了承下さいね。



個人的な話しではありますが、


この記事を読んで「わたしもそうビックリマークだけど、少しは不安が薄れたわほっこりと笑顔になっていただけるとしたら嬉しい限りです。



さて、


もとは…と言えば、私の子宮には20代で妊娠した時から既に子宮の外側、底の部分(子宮底)に筋腫が1個ありました。


子宮の外側にあり大きさは直径が2cm程度でしたので、大した影響もなく定期的に婦人科で経過をみておりました。


子宮筋腫とは、子宮筋層にできる良性の腫瘍で、女性ホルモンであるエストロゲンにより大きくなるとされ、30~50歳代女性の30~50%が少なくとも1個は持っている頻度の高い疾患です。



公益社団法人 日本産科婦人科学会HPより




私は、20代後半で子どもを2人出産。


2人とも妊娠中は切迫流早産にはなりましたが子宮筋腫の大きさはほとんど変わらず経過できました。



そこから約20年の間、避妊目的と産婆として複数の病院を掛け持ちして当直の仕事をしていたり、家業の神事手伝いをするべく赤不浄を避けるために月経がコントロールできるよう断続的に経口避妊薬ピル(OC)を服用していました。



長年ピルをのんでいたので定期的に婦人科の検診はうけていました。



それが、40歳を過ぎた頃の検診で初めて卵巣が腫れていることを指摘されてびっくりびっくり



ピルものんでいるし、毎月の出血量もさほどなく痛みもなかったのでそのままピルで経過を見ました。



それから約2年くらいかけて少しずつ卵巣の腫れが大きくなっていくのですが、


43歳を過ぎた頃からピルをのんでも月経量が減らなくなってきて、おかしいなーと思っていたら、


なんと、


卵巣の腫れはそのままだけど、この1〜2年で子宮腺筋症っぽくなってきているとポーン



そこでMRI検査を受けたところ、


クリップ子宮底部にあったのは自覚症状があまり出ない漿膜下筋腫だったのが、いつの間にか子宮内膜にも小さな筋腫の数が増えていて(多発筋腫)、子宮の筋層がぶ厚くなっていました。(子宮腺筋症)



クリップ子宮内膜近くにある粘膜下筋腫が出血量を多くしている可能性があること


クリップ腸と子宮、卵巣あたりが癒着しているため卵巣が5センチほどに腫れてはいるが捻転を起こすリスクは少なさそうとのこと。(卵巣が5〜6センチを超えると卵管が捻れて激痛を起こすこともあせるこうなると緊急オペになります汗)


クリップ更には血液検査では女性ホルモンがバンバン出ていてまだまだ閉経するには遠いだろうチーン


クリップ卵巣の腫れ(右が成熟奇形腫で、左は嚢胞性腫瘤)もあまり小さくなりきれていない。


クリップ悪性では無さそう。


とのことで、ピルを止めて偽妊娠療法偽閉経療法に変更しました。



偽妊娠療法とは、卵巣をお休みさせて妊娠した状態をつくりだすことで子宮内膜を薄くして出血量を減らし子宮内膜症の治療をします。


まずは「偽妊娠療法」からはじめ、

ディナゲストという薬を使ったのですが、個人的にはこのディナゲストがカラダに合っていたように思います。

月経をとめるので少し体重が増えやすくはなりますが、他の副作用はあまりなく体調は割と良かったように思います。


ただ、ディナゲストの難点は突然の出血があることガーン

月経なら予測もつきますが、これは全く予測が付かず、

最後の方ではうまくコントロール出来なくなっていたのか、

ほぼ毎日おりものシートか布ナプキン、または出血が多い時には生理用ナプキンが手離せない生活になっていましたショック

この、突然の出血となかなか治まらずダラダラ続く出血が不快だと感じる方も多いようです滝汗


私の場合もなかなか不正出血が止まりきらず、「手術も視野に入れてははてなマーク」と勧められて、

「いずれ手術もしないといけないかな…だけど、今は休めないし…汗仕事をやめるまでの時間稼ぎをしたい」

ということで偽妊娠療法を1年半ほどでやめて偽閉経療法に切り替えました。


偽閉経療法とは、卵巣を閉経させたようなホルモン状態にして女性ホルモンの産生を抑えることで筋腫を縮小させ、症状を改善させます。

私が使ったのはレルミナという内服薬ですが、個人的にはこの薬の副作用はてなマークだと思いますが、内服始めた頃の出血増量と頭痛、胃痛、カラダ全体のカサつき感がとても不快でした。

閉経したら女の人のカラダってこんなにカサカサになるのね…叫びって感じ汗


偽閉経療法は、女性ホルモンの分泌を抑えることで骨密度が低下してしまうということもあり、投与期間は原則6カ月間とされています。

ですが、

個人的にはレルミナを2回に分けて使いましたが、6ヶ月間のみ続ける治療はかなり負担になるなと感じたことも手術に踏み切るきっかけになったと思います。


結局、

「セカンドオピニオン的に一度手術を検討している病院を受診してみるはてなマーク」という主治医の勧めで、倉敷成人病センターを受診したところ…

婦人科の某有名Dr曰く、「なんで、早くオペしないのはてなマーク

『もう少し後でいいやー』って思ってても悪性じゃないとは言い切れないからね。開けたら悪性だったってこともあるんだから」

と言われてしまい…

そこまで言われたらやっぱり『万が一悪性だったらどうしよう…滝汗』って怖くなりますよねあせる

(今まで何年も経過みてきたんだから悪性ならとっくに悪くなってるやろ汗という突っ込みはありましたが…)


職場の院長も、元かかりつけ医で経過もご存知でしたので、手術の時期やら「こんなこと言われたーえーん」って相談した結果、

お盆休みに手術するか、ということになり今回の入院となった次第です。


長〜い経過となりましたが、私の場合はこんな感じでしたあし


次は、手術を受けてからの回復期について(気が向いたら)書いてみようと思います。

では、またーにゃー