話かけない | 彰太くん、関節技禁止!

彰太くん、関節技禁止!

2013年8月22日、午前5時52分出生の孫「彰太」(あやた)の獣人化、ではなく成長を主に、家族の奇行、犬(ちわわ&シーズー)、写真、料理、ルアービルド、子孫の増やし方、セミの一生などについて綴ろうと思います。

孫の彰太(あやた)の宮参りの前日、実は美容室に行きました。

嫌いなんです、美容室が。

今日はカットですね、どのようにいたしましょう?という美容師の問いかけに、「頭頂部の毛髪を500本ほど増やしてください」と俺say。

「ハ、ハ、ハ、」と乾いた笑いと二酸化炭素を吐く美容師。

カットしながら、「お孫さんは可愛いですか?」とか当たり前の事を聞いてくる美容師。
自分の孫が可愛くない訳ないやろ!!

「コろしてやりたいくらい憎たらしいです。特に寝顔なんか見てると殺意が湧き上がってきます」と言えとでも?

「義母がおるだけでうっとおしいのに、孫まで増えてしもてタマらんわ!」と言えとでも?

「孫のウンチの世話が終わったら、義母のウンチの世話が始まる!」と言えとでも?

あ、最後はあながち間違ってないや。



挙句の果てには、ドライヤーをしながら話(自分の飼っている猫の話)に夢中になるもんだから、頭頂部が熱い。
確実に100本の毛穴が死んだはず。
500本増やして!と言ったはずが-100本という残念な結果に。


どうでもいい話をしてくる美容師、シねばいいのに。
という訳で、過去記事を使い回し。
嗚呼手抜き。









「いらっしゃいませ。おひとり様ですか?」


「ふたりにみえますか?」


「ではこちらにどうぞ」


「カットをお願いします」


「どのような感じにしましょう。自然な感じで?」


「そうですね」


「それとも超人工的な感じにしましょうか?」


「いやいや自然がいいですって。超って何ですか、超って」


「それでは奥様ですら気づかないほど自然にしておきます」


「それは全く切ってないんじゃ…少しはカットしてくださいよ」


「当店では音楽をお選びいただいております」


「そうなんですか。珍しいですね」


「アンパンマンのテーマ、社長の訓示、セミの声、どれにしますか?」


「社長の訓示ってなんですか」


「本当にいいですか? ウチの社長の声で“髪を切っても金ヅルは切らすな”って永遠リピートします」


「嫌ですよ。てか不安になりますよ。無音でいいです」


「じゃあ有線流しときましょうか」


「先に言ってくださいよ。なんですかセミの声って、暑苦しい」


「それではわたくしカット専門の“@MIKU_tan”が担当させていただきます」


「なんで女性の名前なんですか?しかも“@”って?」


「先日、シャンプー台に全裸で入った時の画像をUPしたTwitterアカウントですよ」


「うあ~、炎上したでしょ」


「もうね、TV取材まで受けちゃって。私も一流の美容師の仲間入りですかねぇ」


「え?あの、ちょっと…違うと… …思… … …」


「本名は渡辺三郎なんですけどね」


「意外に地味なんですね」


「お客様の分際で口ごたえはやめてください」


「すみません、そういうつもりじゃなかったんですけど」


「こう思っていませんか? おまえら美容師は自分の髪も自分で切るのかって」


「そんなこと思っていませんよ」


「店員同士で練習がてら切りあっているんだろう?って」


「思っていないですって」


「娘が家出を繰り返して、もう疲れたよ!!って」


「思ってませんよ」


「すみません、それはお客様の方がありそうですもんね」


「ありません!失礼な店員だなぁ」


「じゃカット始めます。そうそう、本日はお持ち帰りですか?」


「何をですか」


「髪の毛に決まってるじゃないですか」


「持ち帰りませんよそんなの」


「じゃあ店内で」


「召し上がりませんよ。何言っているんですか」


「考えてみれば、私がこのハサミをちょっとずらすと大変なことになりますよね」


「変なこと言わないでくださいよ」


「昔、私のことを手酷くフッた女への憎しみをこのハサミに託して… … …」


「お願いです、カットに集中してください」


「言い方を変えればあなたは完全に私の支配下」


「余計怖いですってその言い方」


「ジョークですよ。なけなしのジョーク」


「なんですかそれ?なけなしの使い方がおかしいと思いますよ」


「お客様、一日にこの日本でどれほどの人毛が廃棄されているかご存知で?」


「すごい量でしょうね。ちょっと想像つきません」


「はは、私も知りませんよ、でもそのおかげで小学校の給食が… …あっ!」


「今、ものすごく不謹慎な事、言いかけませんでした?」


「いえいえ、髪の毛にはタンパク質が大量に… …あっ!」


「とにかく早く始めてくださいよ」


「では早速。まずは全体的に漠然と切りますね」


「漠然とですか?」


「それともは最初から具体的に切ります?」


「そういうことでなくて、言葉遣いが違和感ありますよ」


「ジョークですよ。お客様も冗談が分からない残念な大人ですね」


「“残念な”とは、かなり失礼な店員だなぁ」


「あ、お気に召しませんでしたか? お客様というのが気に入りませんか」


「いえ、そこではないんですが」


「ではカスタマーとお呼びいたしましょうか?」


「いいですってお客様で」


「わたしが美容師になった経緯を聞きたいですか?」


「話したいんでしょどうせ」


「昔飼っていた子犬が車にはねられましてね」


「可愛そうですね」


「生死の境を彷徨いました。長い夜でした」


「大変でしたね」


「そしてその時思ったのですよ。大人になったら動物を救ってやりたいって」


「それ動機間違ってませんか」


「子犬はいなくなりました。すみません湿っぽい話で」


「いえ、気にしないでください」


「まあ子犬ではないですが今は成犬になって元気ですよ」


「助かったんじゃないですか」


「あ、大分枝毛がありますね」


「そうですか。困っているんですよ」


「まあ私にはどうにもできませんが」


「ひと言余計なんですって」


「お客様はこちらのお生まれですか?」


「ええ、まあ」


「どちらの病院で?」


「そこまでは覚えていないですよ」


「失礼ですけど身分を証明するものお持ちですか?」


「なんでそうなるんですか。警察みたいですよ」


「ジョークですよ。プリティジョーク」


「意味分かりません」


「では軽くシャンプーします。倒しますよ」


「はい」


「シャンプー担当に代わりますので」


「どうせあなたなんでしょ」


「何故わかったんですか」


「急に眼鏡かけてヅラまで被ろうとしてるんだからバレますよ、そんなの」


「あ、両手は胸の上で組んでください」


「こうですか?」


「ぷぷ、なんだか生贄みたいですよ。お客様」


「あんたがやれって言うからですよ」


「カスタマー?」


「そういう問題ではないって」


「どこか歯がゆいところはありませんか?」


「歯が余計ですよ」


「ご家族に左利きの方はいらっしゃいますか?」


「あの、質問の意図が」


「クレジットカードの暗証番号は誕生日ですか?」


「なにか犯罪計画でもあるんですか?」


「じゃあ乾かしますね」


「ちゃんとやってくださいよね」


「そういえば先ほどのシャンプーで痒いところはありませんでしたか?」


「さっき聞けよ」


「でもなかったんでしょ」


「まあないですけど」


「はい鏡を見てください。まあこれが私の技能の限界です」


「嫌な言い方ですね」


「はい、終了です。お荷物はこのバッグだけでしたか?」


「ええ」


「では、カットした髪の毛はこちらに入れておきます」


「いりませんって!!」







あぅぅ臨月の頃。。。

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