あるお菓子のお話 | あやか&白足袋天使猫ウバと仲間たち

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平成の終わりに天使になった白足袋の黒猫ウバと作家目指しているママにゃこと肖佳(あやか)が一緒にお届けするブログです。
「おいらが大好きだった家族のこれからの日常や本のことなどジャンルいろいろ書いて行きますので今後もよろしくにゃん」

いらっしゃいませにゃ~。




いきなりですにゃん。今日はこのお菓子にまつわるお話だにゃん。

前回のママにゃの語りの記事のもう一つの話。


ママにゃの両親の法事があったので、前日からママにゃの下の弟家族が来ていたんだにゃ。

お土産いっぱい持って。

その中に栗きんとんってお菓子。

こちらだとお正月のおせちに入っているきんとんを思い出すけれど。

あれはサツマイモを甘いペーストにして、栗の煮たのを混ぜ込んでる感じかにゃ?

お菓子というより箸休めの料理っていう感じで。


これは栗を裏ごしして砂糖を混ぜ込んで、茶巾絞りにしたもの。

岐阜の和菓子屋さんで見かける、栗が実る秋だけにしかないお菓子にゃんだって。


お姉にゃはこれを以前おばあちゃんの家でお茶菓子にいただいたそう。

おばあちゃんは岐阜の人。

ママにゃの下の弟が岐阜で暮らしているので、時々行き来してたんだって。

この時もそのお土産として買って来たらしい。

砂糖は混ぜてるけれどそれほど甘くなく、栗の味そのものだったとか。

美味しいと喜んでいたお姉にゃに、また買ってくるね~と言って、それが最後になっちゃったんだ。


お姉にゃは、おばあちゃんが亡くなった後もう一度味わいたくて。

岐阜へ行った時にそのお菓子のことをママにゃの弟である叔父さんに聞いてみたそうにゃん。

ママにゃの弟が近くのお店にあったように思って、問い合わせてくれたんだけれど、季節商品でその時は扱っていなかったんだって。

その時のことを覚えてくれていて、お土産に持って来てくれたんだ。

お姉にゃ、本当に大喜び。

だけどそのお菓子にまつわる話はもう少しあって。


ママにゃの弟が来る数日前だったけれど、お姉にゃはちょっと不思議な体験をしたそうにゃん。

用事があって大阪まで行った時、ふと秋だなあって思ったらしい。


この時期ハロウィーンとかでかぼちゃを使ったお菓子が出回る頃。

いつもならそういうのを見に行くんだけれど(お姉にゃは製菓衛生士の資格もあるので、食べるというよりお菓子のデザインに興味があるみたい)、その時はそのこともすっかり忘れてて。

何となくだったけれどおばあちゃんに出してもらったあの栗きんとんのことを思い出したそうにゃんだ。


入る気もなく、何かに導かれるようにあるデパ地下に行って、ハロウィーンでにぎわう洋菓子の辺りを素通りして、気が付いたらある和菓子屋さんの出店の所へ来ていた。

常設のお店じゃなくて、イベント的な所。

だからいつもはそこにそのお店はないんだよね。


目に飛び込んできたのは、あのおばあちゃんところで食べた栗きんとん。

しかもおばあちゃんが買って来たお店のだったそうにゃん。

思わず「え? なんで?」って思ったらしい。

殆ど無意識にそこへ足を向けたから。

で、そこであのお菓子が宝物のように目に映ったんだ。


おばあちゃんが、こっちにあるよって教えてくれたような気がする。

とっても不思議な感覚だったんだけれど、そう。もうすぐおばあちゃんの法事も待っている時だったし、自然とそんな気がしたんだろうね。

もちろんひと箱買って帰って来た。


数日後ママにゃの弟が買ってきてくれたのは大垣の近藤屋さんのだったのだ。

ママにゃのおじいさんはお茶の先生でもあり、和菓子屋さんだった。

若い頃修行していた大垣の老舗、金蝶園っていうお店にも同じようなのがあるよって聞いた。

おじいさんが作ってた甘酒饅頭にも近いのがあるから、また買ってきてくれるっていう。

ママにゃにはそれも嬉しい話だったんだって。

もう20年近く食べていない懐かしいお菓子だからね。


ところでお姉にゃが買って来たお店、川上屋さんの本店は恵那っていう所にあるらしい。

ママにゃの中学時代の友達がいるところで、いつか行きたいと思っていたから、それも嬉しい発見だったそうにゃん。




見えない糸みたいなのが色んな所に張り巡らされてて、懐かしい人につながって行ったという話でしたにゃん。




おいらもそうだったにゃ。

見えない糸たぐったようにして、このうちに来たんだにゃ。

出会いや縁って、不思議だにゃ。



他にもこんなお菓子をもらったにゃん。


コーヒー味のおまんじゅうと味噌せんべい。

おせんべいはめちゃくちゃ堅いけど、おいしいよ。