私の中の闇−③「記憶を超えていく 記憶に出会っていく」 | ~Fortune Creation〜運命を創造する〜 あなたという存在の深みへの旅 生き方が変わるタロットという哲学〜

~Fortune Creation〜運命を創造する〜 あなたという存在の深みへの旅 生き方が変わるタロットという哲学〜

意識のしくみ、人間と宇宙との関係、自然の法則、現実とリアル「わたし」という存在を紐解くタロットの哲学。
人類の軌跡とその智慧の結晶DNAに眠るそれらの大いなる秘密を紐解き、運命を創造する力を取り戻す〜

 

 

私の中の影−①「隠され続けた怒り」

https://ameblo.jp/ayasofya-izumi/entry-12426937537.html

 

私の中の影ー②「葬られた期待」

          https://ameblo.jp/ayasofya-izumi/entry-12427239617.html

 

からの続き〜

 

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「身体」には

「思考」で捉えるのとはまったく別の知性があるということは、

どこかの記事に書いたけれど
昨年のおたふく風邪の40度の熱にかかった時に実体験した。

 


そして、

今回もまたその力を改めて感じることになる。

 


私自身の幼い頃の体験、
それは私の微細な身体に宿る細胞レベルに

 

筋肉に

動きに


振動として残っていたのかもしれない。

 

 



私が

ただただ身体の感覚に意識を沿わせているだけで

 

 

永い間塞き止められていたところから

湧き上がるように流れ出したエネルギーを

まるで隅々まで行き届けようとしているかのように

身体は反応していた。





母親でもなく、

父親代わりでもなく、

 

なんでも無いただ一人の人間、私という存在でいたい。

 




ハートの奥から

静かにそんな声が上がって来たような気がした。

 

 

 

 


施術者の方が


「本当のお母さんの存在を感じて下さい」

 

という言葉を私に掛けた。

 

 

 


私のフォーカスが変化する。

 


「私自身の大元である母親?」

 

 

「現実の母」以外に母など、考えたこともなかった。

 

 

疑問に思うと同時に
意識上にはリコネクション体験時に現れた、

あのアーモンドアイズの女性の存在を内側に感じ始めた。

 

 

 

あのセッション以来、

彼女は何かをやり遂げた時も

また逆に

自分の至らなさに凹むような時も

なんてこともない日常のどんなときにも

 

 

いつもいつも
絶対的な揺るがない「目」で私を観ていた。

 


その「目」から多くの力を与えられていた。

 

映画アバターのように
その彼女はもう一人の私で
今も別次元のどこかに存在していて

 

この次元を体験する私を観ているのかもしれない?

 

そんな風に感じては
不思議とその深い繋がりに力強さを感じたりしていた。

 

 

「母」とは何を指しているのかは分からなくなっていたけれど

ただ言えることは

 

 

「何事にも動じない絶対的な存在」だった。

 

 

すると今度は、

 

 

「お父さんはどうですか?」

 

 


そのような施術者の声で
今度は 初めてその奥に広がる「男性」の存在とフィールドを感じた。

 

 

意識を向けなければ気付かなかったその大きな大きなフィールドと

その安心感。

 

 

まるで温かい海に優しく浮かべられているような

そんな心地良さ

意識も身体もゆっくりと緩んで行った。

 

 

 


聖なる女性性と男性性の融合が目の前で展開された。。。




「その父と母からの愛のエネルギーで、
 今の身体を再構築させて下さい」

 

 

 


ただただ温かい感動の中にいるその最中で
たしかそのように言われたように思う。

 


やがて太陽神経叢のあたりから莫大にエネルギーが流れ込み、
風船を膨らまされていくように体が膨張し始めた。

 

 


そして、身体が拡大するごとに
私の顔には

緩やかな恍惚の笑みが浮かんだ。



セッションが終わって目を開けたとき、
わたしは「わたし」としてそこにただ言葉も無く立っていた。

 


それは、明らかに何かが違った「新しい私」だった。




そこからどのようにして部屋を出たのかあまり覚えていない。

 

 

 

ただ

眩しい外の陽の光と匂いを感じながら



仰ぎ見る太陽と空の近さと

身体に存在するリアル感が

手足の先々にまで振動していくような

 

 

そして

 

空と大地の間に「ワタシがいる」

 

 

浮いたように俯瞰して立っているその感覚はハッキリ覚えている。

 




帰宅したその夜、
パートナーの彼にすべてを話した。

 


そして、
わたしは温かい彼の受容性の中で
「ただの女」でいることを許されたーーーーー。




3年間。

 


がむしゃらに3人の生活を成り立たせるために頑張って来たワタシ。

 


子供達の成長はめまぐるしい。

 

「笑った」

「立った」

「歩いた」

「ママって言った」

 


日々発見する成長のその素晴らしい瞬間瞬間を、
共に分かち合い、

喜び合える人がいなくなってしまった母としての孤独感は
最も胸の締め付けられる

辛い経験だった。

泣き言を言えば崩れ落ちそうだったから

怒りも

悲しみも

無いことにして

いろんな言葉を飲み込んだ。


しかし、影に光が射した。
今、新しい領域に行くその前に
裏側に隠されていた影を統合する必要があったのだろう。

 

 

長い間あった、

喉に異物が何か詰まっているような感覚も

この一連の後

跡形も無く無くなった。




存在の中に宿る

「男性性と女性性」

「父と母」

に繋がったとき、


自分は改めてその元から、
この体験のブループリントを自ら選び取り

この世に降りて来たのだという深い感覚を再び追体験した。

 


あの深い愛と絶対的な安心感の大元に抱かれながら、

遠く眺めるこの青い青い星の美しさに魅せられ


私は今の母と父を選び、
この人生を選んで来たのだった。

 

 

そう

 

私が選んで来たーーー

 

環境も

出会いも

ストーリーも

 


何故この体験を選んだのか


私は

自分で創造したかったのだった。

体験したかったのだった。

 


自分の思う通りに選び、創造するというチャレンジを
自由であるということ

そして

改めて 選び直しをするという学び をするために。

 

 

片側だけで生きる、
ひとりでいることは、

ある意味では楽で、すべてが自由だったかもしれない。

 


しかし、新しい時代、

真逆である片割れの性と深く繋がる事でまた
新しい創造を起こしていく可能性を体験する。

 

 

上と下

右と左

水と火

男と女

 

 

ひとつであることを思い出すために出会う



自身の内なる力によって、
今はさまざまに再構築が起きるに任せている。

 


今も刻々と変化をしている。
目に映るもの、感じ方、観え方、そして新しい表現。
新しい生き方は既に始まっている。



今回はこのBLOGの場を借りて
個人的な側面におつきあい頂き
本当にありがとうございます。
内側で完結させる事は簡単でしたが、
敢えて皆さんにシェアさせて頂く事が必要だったように感じ、
長い文章になりましたが記述させて頂きました。

この間も刻々と新しい流れは起こり

内側で創られていた過去の記憶の穴がポッカリと空き、

そこに清々しい風が吹いて行くような感覚で

「存在」を感じています。

 

 


陰極まれば陽となる。

 

 

 


闇に向かう旅。

 

 


それはまるでトンネルを抜けるように

 

 

その先に在る

微細な光が満ちる世界という場へと

意識を拡げて行く旅〜

 

 

 

2010年12月の記事から〜

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あれから8年。

 

 

 

この8年も私は自分を開き続け

パートナーはそれを受け止め続けてくれている。

 

 

まだまだ

 

進んでいこうと思う。

 

 

泣いて

笑って

怒って

喜んで

 

感情体験の一つ一つが教えてくれる

感情のひとつひとつが

記憶にへばりついた「わたしで無いもの」を

剥がしていく機会を与えてくれる。

 

「痛み」を隠し、

「マスク」を被り、

「痛みを逃れる為の行動」

「武装」と「諦め」のパターンから目覚め、

 

「痛み」に繋がり、

その奥に存在する「本当」をさらけ出していく。

「弱さ」の中に入り

その中で「安住」を手にしていく。

 

 

裸になるのは覚悟が必要だ。

自分をさらけ出すには覚悟がいるのと同じように。

 

 

母親にしてもらいたかったことをパートナーに求める

父親にしてもらいたかったことをパートナーに求める

 

そんな時代を経て

 

それぞれの内側に「信頼」を育み

過去の権威者を超えて目の前のその人の「本当」に目覚めていく。

 

 

男性原理と女性原理との戦いが終焉を迎え

全ての人々が自らの内の存在の中にある聖なる統合の中にバランスを見出す時、

 

世界は幸せなパートナーシップに溢れ、

男性性の時代 女性性の時代を超えて、

人類は第三の時代へと大きな一歩を踏み出す。

 

その時こそ

楽園から追放されたアダムとイヴは成長を遂げ、

次なる時代の新しい楽園へと

向かう時がやってくるのかもしれません

 

 

私は

 

 

繋がる皆さんとともに

その世界を見てみたい

 

その創造へと

また一歩 また一歩と

 

今日も心と身体を

前へ前へと 進めていきます。

 

 

Ayasofya

橋本 和泉

 

 

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