日々の生活の中で少しずつ少しずつ
信念体系を崩壊させて行くことなのかなと思う。
私たちを思考というツールで苦しめる大元は、
積み重ねて来て既に必要の無くなった信念「思い込み」。
信念を少しずつ壊して行くということは、
もしかして少しずつ「死」への準備をして行く事なのかなと思う。
最後の最後の信念は、
わたしが「わたし」と思い込んでいるその信念の崩壊、
そしてその「わたし」からの解放。
運ばれる流れにサレンダー、委ねることが出来るように
来ている波に
「でも」「だって」ではなく、
執着を手放して
「YES」と乗ることが出来るように。
自我を掌にのせて行くプロセス。
「人生とは厳かなものだ
ぼくたちはこの素晴らしい世界に抱かれ、
出逢い、自己紹介し合い、少しの間一緒に歩く
そして、お互いを見失い、
どうやってここに来たのか、
そのわけも分からないうちに突然いなくなる
水滴は海に至ると海になる
魂は神に受け入れられると神になる
神秘体験とは
神や自然、宇宙と一体となる体験だ
これはふつう、
「わたし」と呼ぶものが
本来思っているわたしでは無くなるということだ。
多分君は、
自分を失うなんて、嬉しくも何ともない、と
思うかもしれない。
しかし、
君が失うものは
君が手に入れるものとは比べ物にならないほどちっぽけなのだ。
～ソフィーの世界～」
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