着ぐるみから何か出てくるわけではありません(笑)
私が昨年、吉武悠貴さんの声のマスターコースに通った時のこと。
毎回、カリキュラムの一環として、みんなの前で何かやるのですが、
何をしてよいやら困っていた私に、ゆうきんさんは、
「飾らないわたし」
と言うテーマをくれました。
それを聞き、
その時抱えている、悔しい思いを泣きながら表現したのですが、ひとしきり表現し終えてゆうきんさんをみると、険しい表情。。。
さて、どうして良いのやら。
その時の私は、自分が本来の自分を強固に封印していたなんて、気付いてもいませんでした。
続けてゆうきんさんが声を発しました。
「人間の皮を脱いで」
( ゚д゚)!!!
Σ(゚Д゚)えっ?! 私ホントは人間じゃないの?!
私もざわつきましたが、参加メンバーみんなもざわついていました。
今朝、急にこの事を思い出したのです。
私が着ていた、
「こういう人であらねばならないという皮」
それを脱げ、と、当時ゆうきんさんは言っていたのかと、ようやく今になって、やっとこさ、理解できました。
え?!
やっぱり本当は人間じゃないとか、そういうのはやめてください(笑)
飾らない私って、どんなだろう。
そんなことを考えたら、
手際の悪い
もたもたしちゃう
でも、とびきり甘え上手で
なんでも楽しくて
面白おかしく表現して
ほんわかしている
そんな私の、今の姿が浮かんできました。
優秀であらねばとピリピリ、イライラしていた自分の皮を捨てて、
そのまんまで笑っていられる自分だけが残る。
同じ事で苦しんでいたのかもしれない、
手際が良くていつも完璧だった母のぶんまで、
もしかしたら祖母の分まで。
要らない皮を捨ててみました。
さあ。
本当の自分で迎えた令和という時代。
ぼんやりのんびりお気楽に楽しく過ごすぞ!