私がイライラしている時に限って、
この子が泣く。
泣きたいのは、私のほうなのに。。。
私の感情が、子どもには伝わってしまう。
私が泣けば、この子はもっと泣く。
私が怒れば、この子は激しく怒る。
私が、もっと、大人にならなきゃ。。。
いいママにならなきゃ。。。
穏やかな心で居なくちゃ。。。
私の母は、40歳を過ぎてもシワ1つ無く、
若々しくて、とても綺麗でした。
ある日、
お母さんは、どうしてそんなに肌が綺麗なの?
どうしてシワが全然ないの?
と聞いてみました。
すると、母は
笑わないからじゃない?
と、すまして言いました。
衝撃的な答えでした。
そして、亡くなって随分たってから見つかった育児日記に、こんなことが書いてありました。
この子はとても頭がいい。
私の感情がぜんぶ分かるみたい。
この子は感情の起伏がすごく激しいから、
私がもっと、穏やかにならなければ。
この一文を見て、
母の感情に蓋をさせてしまったのは、
私のせいだったんだと、激しい罪悪感に襲われ泣きました。
赤ちゃんの時の自分のしたことではありますが、
母に自由な感情表現をさせてあげなかった自分を、猛烈に責めました。
私は泣かない赤ちゃんだったと、
両親から言われていましたが、
それは、感情を殺して泣かない母の、
真似をしていたのだと思います。
今、子育てに辛い思いをしている女性に届けたい。
その子は、感情を味わいたくて生まれてきたこと。
感情を体験するために、生まれてきたこと。
どうか、自由に赤ちゃんに泣かせてあげて、笑わせてあげて、楽しませてあげて。
それはつまり、
あなたが自由に、泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだりしても、良いということ。
感情を、たのしもう。
あやりんでした。