罹災所感(プチ停電編) | なかいま ~ただこの瞬間を

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なかいま

過去から未来へと、連綿と続く時間の中で、その「中」である「今」を生きる。という言葉です。

なかいまを生きるとは、今この瞬間の自分自身を、全力で経験するということ。

ハムスターのちょびのすけに、常に全力で振り回されています(笑)

今回の台風で、我が家のある地域は停電。


幸い数時間で復旧しました。
復旧したときは、この台風の中、復旧活動に当たってくださった方が居たことに、大きな感謝の気持ちが芽生えました。

電気は普段、本当に何気なく使っていましたが、とても便利なものなのですね。

蝋燭よりうんと明るいし、
夏でも氷が手軽に出来る。




今回の台風に当たって、
一応事前に停電対策をしていました。

家にあるキャンドルをリビングに並べて、(沢山あった)
充電式の懐中電灯を充電してリビングに備え、
乾電池もリビングに備え、
ラジオが聞けるipodもフル充電に。


台風が来る前に、
九州の家族から次々電話が入る。
九州は台風慣れしてるから、経験談を話してくれたり。
意外と庭木が倒れることとか。

まあ、台風接近中のどしゃ降り中に聞いても、何の手も打てないですが(^-^;

せめてもと、
どしゃ降りのなか、蜜柑狩りしました☺




そんな中
停電したのですが、その時に感じたこと。




有り難いことに、
昨日は知り合いから「大丈夫ですか?」のメールを何通か戴きました。
友達が少ない私は驚いたのですが、
心配メールを戴くタイミングって、大事だなぁと。


もし、安全な地域から罹災中の知り合いにメールを出す場合、


そこの地域が「停電中ではないこと」


これだけは、ぜひ調べてください。



停電するとスマホの充電が出来なくなるので、
ただ心配を伝えるだけのメールを受信して、そのたび電池が減るのは、
(*´ー`*)逆に迷惑
になるかもなぁと、思いました。
電話なんてもっての他です☺


逆に、
SNSで伝える分には、メッセージ、コメント通知をオフにしてさえいれば、
通電してから見ることが出来るため、
都合が良いなと思いました。


相手が停電中かどうかなんて、
罹災していないときには考えもしないですけれども、
今回、蝋燭生活を(数時間)してみて、

「気を付けてくださいね」

という言葉で、不安を勇気に変えられるタイプの人には有り難いんだろうなぁとおもいつつ、

クールな私はそれだけ言われても、気を付けられることは既にしてるし、そのメールを貰ったことで得られるのは、スマホの電池が減ることだけだったりして。。。



振り返れば、
逆の立場のとき、私は知り合いに励ましのメールって、ほぼ送らない。
大型台風が来るとき、普段直撃してる九州の家族にすら送ってなくて、周りから「大丈夫だったの?」と言われて初めて、
「あ、どうだったのかな?」と思うくらい。

そんな自分を、
冷たい人間だな(*´ω`*)
と思っていましたが、



たぶん私は、腹の底から

心配は要らない

と、確信してるんだな。
私がヤキモキすることで、
私が心配を相手に伝えることで、
何か変わるとも思ってない。
(相手に余計な不安を与えるだけ)

そう言うことなのかな、と、改めて思いました。



台風が来る前日に、
「水とか用意して、お握り作っておくと良いよ」
「蜜柑狩りしとくといいよ」
みたいなメールは、本当に有り難いけれど、
もう来てしまってるものは、どうにもできない。


もし、本当に大変なことが起きたら連絡あるのだから、
便りがないのが良い便り、とは、
良く言ったものだなぁ、と、思いました。





※相手がどんなタイプかによると思います。
※心配されたいタイプの人同士では、心置きなく心配してあげてくださいね。
ただ、心配メールをよこさない、こういうタイプの人が居るということを、知っていただくと、喧嘩が減るかもしれません(*´ー`*)






※と、ここまで書いて、
我ながら、小さな事に物凄く気になるせせこましさにちょっと笑えました(笑)



※今回の台風で、
こんなものでは済まない罹災をした方々に
1日も早く、心休まる日がきますよう。