蜜柑の木とのお喋り(採録) | なかいま ~ただこの瞬間を

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なかいま

過去から未来へと、連綿と続く時間の中で、その「中」である「今」を生きる。という言葉です。

なかいまを生きるとは、今この瞬間の自分自身を、全力で経験するということ。

ハムスターのちょびのすけに、常に全力で振り回されています(笑)

うちの庭には、蜜柑の木があります。

毎年たわわに実を付けて、従姉妹を呼んで収穫祭とかして楽しんでいたのですが。

 

庭師のかたに、雑草対策で庭の整備を頼んだら、蜜柑の木の根本を砂利で埋めてしまい。。。

 

これは不味いのではとしつこく言ったのですか、大丈夫だと聞き入れてくれず。

 

そして2年後、それまでとても元気だった蜜柑の木に、害虫がつくようになりました。

ビックリして根本を埋めていた砂利を剥がし、庭師を呼んで蜜柑の木が弱っている旨を話しました。

 

そしたら、大丈夫栄養剤を入れておきますよと言われ、また根本を埋められてしまいました。

 

専門家が言うならと渋々様子を見ていたら、蜜柑の木がどんどん弱っていき。。。。

 

もう見ていられず、汗だくになってシャベルで蜜柑の木の根本の砂利を取り除き、防草シートを剪定鋏で切って剥がして取り除き、蜜柑の木にゴメンねと謝りました。

 

それから何年も、弱りに弱った枯れる寸前の蜜柑の木の手入れを続けました。

害虫と戦い、剪定をし、毎日様子を見ました。

 

 

そして、また害虫にやられて葉っぱが悲惨になっていることに気がつき、木酢液を希釈して散布することに。

寒い朝より、夜に気がついて今から撒こうとしたけれど、念のため蜜柑の木に、朝と今と、撒くのはどっちが良いか聞いてみました。

 

蜜柑の木からは、間髪いれずに

朝にして🍊

とお返事が(笑)

 

ひじょうにハッキリ返ってきて、

もしかして、今まで懸命に元気になって欲しいと願ってきた気持ちが、ちゃんと木に届いていたのかな、と少し嬉しくなりました。

 

そして朝、私は屋根から木酢液を希釈して散布。

今日は割りと暖かく、木の負担にならずに散布できたかな、と安心しました。

 

聞いてみて良かった。

 

 

私は自分の心が迷子になったときも、

可愛がっている縫いぐるみに尋ねることにしています。

ただしこれにはルールを作っていて、一方的に質問するのではなく、腹話術で縫いぐるみの答えも自分で必ずアテレコします。

ビックリするようなことを、縫いぐるみがアッサリ教えてくれるのですが、自分の口からそれが出たことに、いつも不思議な気持ちになります(笑)

 

 

※これは、以前わたしの別ブログに掲載した記事の再録になります。