辛いときでも、むしろそれで護られて来た。
私には、10年近く通ってるボイストレーニングスクールがある。
楽しくて、ずーっと続けてきた。
先生たちも本当に教え方が上手くて、魅力的な先生ばかりで恵まれて、どんどん色々な歌が歌えるようになれた。
でも。
ずっと、ある一定のところで頭打ち。
その原因は、私にあった。
私は、地声が全く使えなかった。
気がついたらファルセットの声で生きていた。
ファルセットの声で歌える範囲の事しか、どうしてもできなかった。
歌うときも、オールファルセット。
高音は得意だけど低音は無理だった。
そこで、私は恐ろしいことに直面した。
なんと私は、今まで数センチ浮かんで生きて来たのだ((( ;゚Д゚)))
いや、これは先日ここで書いた通り。
春夜さんにもずれてると教えて貰っていたこと。
その理由を、ゆうきんさんにズバリ! 指摘されたのです。
自分と繋がったら、使命を果たさなくてはいけなくなる。
お気楽に遊んでいられなくなる。
私は神仕えをしなくていいとお父さんに言われたから(厳密には、好きなことをして良いと言われていた)
私が神仕えをするのは、緊急事態が発生したときだ。
そんなの嫌だ。私は家族が大事。
父や弟が元気で神仕えしてくれることが、私の望み!
と、誤変換を起こして、私は自らの神仕えの道を封印するために、地声(本来の自分と繋がるツール)を封印したのです。
ゆうきんさんに言われました。
「跡継ぎだけが、神仕えではないじゃない。」
これは、春夜さんにも同じことを言われています。
今思えばそれもそうなのだけど。
小さな子供だったあの日
誤変換を起こした私は、跡継ぎだけが神仕えすることだと思い込んでいたのです。
しかも、ゆうきんさんには、誤変換の結果、私が何故ツールを封印したのかの理由を思い出させられてしまったわけで(笑)
( Д ) ゚ ゚ そりゃ目から鱗飛び出すよね
それが、小さな子どもの盛大な勘違いだと分かったワークショップの日から、私はどんどん声を取り戻していきました。
面白いほど、地声が使えるようになっていきました。
丁度時を同じくして、私がそれまで歌を教わっていたソプラノの先生たちが、立て続けにとてもおめでたい理由で退職をされてゆき、私はオペラなどのクラシックを教わる先生が居なくなっていました。
これはもう潮時かな、スクールをやめる時期かなあとぼんやり考え。
なんとなく、別の先生のレッスンを試しに受けてみたのですが。。。。
な、なんと。。。。。
ガッツリ地声強化してくれる先生でした☺
時は丁度、生まれたての小鹿のように(笑)
地声を生まれて初めて使えるようになった頃。
先生の交代すらもが、神さまの絶妙なお導きだということに、しみじみ。
本当にしみじみ、改めて気がつきました。
しばらくは、この、手にしたての地声を育ててみようと思います☺