私と心理学⑥ | なかいま ~ただこの瞬間を

なかいま ~ただこの瞬間を

なかいま

過去から未来へと、連綿と続く時間の中で、その「中」である「今」を生きる。という言葉です。

なかいまを生きるとは、今この瞬間の自分自身を、全力で経験するということ。

ハムスターのちょびのすけに、常に全力で振り回されています(笑)





思いがけず長くなりました(笑)

ところで、ひらいなずさんとの出会いのあと、心屋塾マスターコースに通うまでの間に、私には、大きなイベントが3つありました。


まず、私には小さな頃からずっと続いてる歌や音楽の趣味があるのですが、父の影響もあるのか遺伝なのか、そもそも父が歌がや音楽が大好きで、うちの神社では祭りのときに、奉納舞台で芸能の奉納をすることがありました。

そこで私が歌う話をしたところ、なずさんが聞きに来てくれたことがありました。

1度、カウンセリングをしていただいただけの間柄なのに、遠方まで本当に足を運んでくださったことに驚きの気持ちがとても大きかったです。
勿論、嬉しかったです(*^^*)


次に、④で書いたカウンセリングの時に、なずさんから

「自宅を自分の聖域にしてみては?」

とアドバイスを戴いていたのですが。

やりました。自宅のフルリフォーム(笑)
2㌧トラック山盛りの断捨離を行うと共に、こだわり抜いて改装して、自分好みの憧れの内装に変えました。





断捨離に際しての物の選別は、私のものというよりも殆ど家族のものでしたから、ときめきのお片付けレベルを遥かに越える
「これは捨てても良いのか? 実家に送りつけるべきか?」
がとても辛く。
でも、改めて自分の物ではない大量のものに囲まれて生活していたことに、嫌というほど気づかされました。

リフォーム工事開始日の朝まで、フラフラになりながら物を選別し、当日の朝、リビングに倒れていたことは今では良い思い出。
捨てたことを後悔するものも未だにありますが、それよりも身軽になれたこと、ときめく綺麗な空間に居られることが本当に嬉しくて。


3つ目は、心屋初級セミナーを受けたことです。
まだ、マスターコースに行くことを迷っていた私は、お試し版と言われる初級セミナーをまず受けてみようと、申し込みました。
その時には既に、なずさんとの出会いから何年も経過していました。
私には、先にあの自宅の断捨離が必要だったようです(笑)

初級セミナーに申し込みをして暫くして、結局初級セミナーを受ける前にマスターコースも申し込みました。

ここに来ていきなりヤル気満々です。



初級セミナーの日、久し振りに、なずさんのセミナールームに行きました。
そこでは、カウンセリング概論を学ぶため、サンプルとして自分自身と向き合うのですが、そのころ仕事のことで悩みを抱えていた私は、結局、その悩みの根元は両親への愛の思いから来ていたと、知ることになりました。



自分謎解きの、最初のキーワードです。




そして、なずさんによる心屋塾マスターコースが開始します。

我が92期 中央に、心屋仁之助さんと向かって右にひらいなずさん、右端にはお世話になったアシスタントの池田ちかさん、神木秀斗さんひらいのぶよんも。


私は、カリキュラムを通して自分が以下の状態であることを見つめることになりました。

☆状況分析
※私は第一子ですが、弟が後継ぎになります。
※私と弟はとても仲が良いです。
※私と父はとても良く似ています。
※私は母が大好きで一番大切です。
※私は神仕えをする父に憧れていました。
※神様が大好きだった私は、子供のころ父の跡を継ぎたいと言い、父に後継ぎは弟の役目だからお姉ちゃんは好きなことをして良いと言われたことがありました。
※それ以来、父にずっと反抗していました。
※現在弟は立派な後継ぎとなり、弟は私の誇りだと心から嬉しく感じています。
※私は、自分が女の子として生まれたことに対して、無力感を感じていました。
※でも、女の子として生まれたことを肯定的に考えていました(自己矛盾を発見)。


驚いたことに、弟個人へのライバル心は皆無なのです。弟は純粋に可愛い(笑)
むしろ、弟に父の跡を継ぐ決意するよう、後押しをしたのはこの私でした。

ただ、「男性」というものに対し、「負けるものか!」というライバル心があり、その、見えない「男性性」というものに、常に戦いを挑んでいました。

それが、私が幼い頃から過剰に抱えていた、怒りの正体なのかな?
と、マスター受講中に少しづつ感じてきました。


マスターのカリキュラム中に、自分自身が今までどんな色の眼鏡をかけて周りを見ていて、しかもその事に全く気がついていなかった、ということを知りました。

それまで、当たり前のように日常の人間関係についていた色が、どんどん外れて「透明」になっていくのが、とても楽しかったです。
透明で居ると、私の得意な怒りの感情が沸いてこなくなる。
そんな体験しました(後で面白おかしくこの仕組みを分析した内容を書きたいと思います)。



また、最終合宿直前に、京都のセミナールームでの心屋さんとの触れあい(笑)を切欠にしたアイデンティティ崩壊問題などもありました(そのうち詳しく書くかも(笑)
ぢんさんの横に居る私。このあと崩壊が起きる(笑)

そんな日々を終え、私が参加した心屋塾マスターコース92期(通称なずマス)を晴れて卒業。
一応、心屋塾リセットカウンセラーの肩書きも戴きました。


続く