聖書は、旧約聖書と新約聖書があり…と書いてあるのが一般の聖書解説書の書き出しです。
私は疑問に思いました。
『なぜ、聖書と呼ぶのか?』
そこで調べました。
英語ではバイブルと言います。
もともとはパピルスの茎の髄を指すギリシャ語の「ビブロス」から派生した「ビブリオン」巻き物を指した言葉です。(複数形はビブリア)
これに定冠詞をつけてTHE (HOLY) BIBLE としたものの訳語が聖書となります。
キリスト教ではこれを旧約聖書と新約聖書に区分して両者を合わせて聖書といいます。
英語では、Old Testament,New Testamentといいます。
Testamentはラテン語のテスタメント(契約・契約・証言)からきています。
ところで、旧約聖書はユダヤ教によって伝えられた書ですがユダヤ人の言語ヘブライ語では「タナフ」と言います。
ヘブライ語で記された24巻の書を「律法(トーラー)」「預言書(ネヴィイム)」「諸書(ケトヴィイム)」といい正式名で略して「トーラー」と呼ばれています。
今、私たちが手に取ることが出来る聖書。
識字率が低かったころは、限られた人だけが読むことが許されていました。
ユダヤ教から続く長い歴史の中で、語り継がれてきたことが語源をたどると分かります。
参考文献 ぼくたちが聖書について知りたかったこと 池澤 夏樹