日本とイスラエル 7(豚はタブーについて) | Ayanosuke

Ayanosuke

中学の歴史の授業でキリスト教に興味を持ち始め、オーストラリアの日本語教会で洗礼を受けクリスチャンになりました。
そんな私がミイラ取りからミイラになり、ミイラになり切れなかったことを感じた記録です。

豚といえば、沖縄そばのてびちが好きです。

豚の手がそのまま入っているので、苦手な方もいるかもしれません。

どのような味がするのか最初はドキドキでした。味は豚肉そのものでした。

 

ユダヤ教徒もイスラム教徒も、豚を食べない。その理由は、宗教上の禁忌であるからだが、豆知識として、砂漠の民に豚が嫌われる理由を考えてみよう。

わずかでも雨期がある地域なら、オリーブやブドウが育つ。これは、オリーブ油やブドウ酒となるので、貴重な換金作物である。

荒地でもナツメヤシや豆が育つ。中東戦争が激化すると、広島のお好み焼きがピンチになる。あの独特のソースの甘みは、ナツメヤシが原料なのだ。一方、豆は、貧民の主食になる。

豆やナツメヤシが取れない土地にも、わずかに草が生える。ここで活躍するのが羊である。人間が食べない草を羊が食べるからこそ、土地の有効利用が可能なわけで、羊こそまさに神の賜物といえるだろう。

一方で、豚は草を食べない。豚が食べるのは豆などの雑穀である。つまり、人と同じものを食べる。人が食べる豆を豚に食べさせるのは金持ちの贅沢のためである。金持ちが豚を食べ、豚の飼育が盛んになると、貧民は豆が食べられなくなる。つまり、豚の存在は貧富の差を拡大し、時には貧民を飢えさせることになるのだ。それゆえに、豚は嫌われ砂漠の民は禁忌としている。

 

ちなみに、現代の東南アジアに住むイスラム教徒曰く、「豚⁉︎あんな美味しいものを食べない理由はない。」とのことです。

昨今、日本でもイスラム教徒を見かける機会が増えました。

イスラム教徒の多い国や地域では、宗教上の禁忌である食べ物(私の認識では、主に豚とアルコール)について除去するようにシステムが整っているかと思います。

度々、ニュースでも取り上げられています。

しかし、日本ではそうではありません。信じた宗教の戒律を守ることが重要であると考えるならば、その辺りの日本人の考え方や日本語をきちんと学んでから来日していただきたいです。

 

参考文献 ユダの謎 キリストの謎 三田 誠広