シリーズも最終巻です。
美音と要の結婚への準備も順調に進み、店舗改装と自宅の増築工事でお店はお休み中なので、最終巻ではありますがお店が営業中のお話はありませんでした。
なので今回は、アクの強い(笑)と言うか、個性派揃いの佐島一族と美音姉妹の顔合わせ。
美音と要が付き合い始めたばかりの頃、「処理」と称して2人を別れさせようとした祖父の松雄と兄の怜でしたが2人の結婚を認め、女性陣も嫁姑の境もなく、一族最年少の要が色々な人から揶揄われるという、珍しくも和気あいあいとした食事会(みんな酒豪ぞろいなのが凄い(^^;;)から始まり。
美味し料理(商店街の人達からの差入れあり)と、厳選されたお酒が並び、色んな人達から祝福され暖かく。
要が結婚式を急いだため、絶対に忘れることのできない仏滅結婚式(笑)
新婚旅行は国内旅行に留まってはいましたが、名古屋飯堪能、酒蔵めぐり、お酒などを大量に買い込む仕入れ旅行?と言いたくなるような豪快な買い物と、美味しいもの食べまくり。
それだけに限らず、旅の途中で出会った一人旅の女の子をほっとけず、進路相談を受けるなど美音達らしい新婚旅行(笑)。
そして、職人さんがこだわり抜いて作業をし、佐島建設会長の松雄を初めとし、社長の母八重や怜夫妻、商店街の常連さんがこぞってサプライズの贈り物をした、みんなに愛される「居酒屋ぼったくり」新装開店に向かって話は続いていきます。
お店は休業中、結婚式や新婚旅行などで忙しかったので、美音の料理はあまり出てこなかったんですが、その分薫が頑張って料理をしたり、1人でも立派に頑張れる姿を最後に見せてくれて。
最後までぼったくりらしく、色々な美味しい料理とお酒、食べて飲んで笑って泣いての暖かく人情に溢れた優しいお話でした 。゚(゚^∀^゚)゚。
出来れば、新装開店後のお話をもう少し読みたかったんですが、ここが最後のきれいな終わり方なんでしょうね。
終わってちょっと寂しいですが、いつか地獄の釜の蓋が開いて美音達に再会出来ることを祈っています。
ホームページ掲載の番外編プラス、書き下ろしで短編集出して欲しい(^^;;
内容(「BOOK」データベースより)
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―。旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、感動の最終巻!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
アルファポリス (2019/2/1)
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