前回までのお話はこちら
引っ越し作業をしながら
乳がん手術や治療をする病院を探す
ために考えたのは再建
前主治医だった形成外科
S先生にメールで相談してみた
先生とは仕事で頻繁にメールしていた
事もあったので(論文用に医療用イラストを
長年描いていた)
先生は以前の病院よりもっと遠い病院に
移動してしまったため さすがにそこまで
通う気はないのですが東京にはしょっ中
来てる といってたので もしかしたら
手術をどこかの病院で間借りしてやって
もらえる?とゆう期待半分…
S先生の返信は A病院の医院長を
紹介するから紹介状はそこの病院宛に
書いてもらって…とのこと
(省略しますが色々心配して頂きました)
検索すると今年の5月に出来たばかりの
病院 …大丈夫か…しかも医院長らしき
人の写真が若い…げげげげ…
しかし形成外科の医師の紹介欄に
見覚えのある名前
M先生!
M先生はS先生の右腕のような存在で
病院に打ち合わせに行くと たまに
顔を合わせてたし講演会でもイラストの
仕事でもお世話になっておりました
わーーー!なるほどそうゆう事か!
と一少し安心。
さすがにもう同時再建する元気も
お金もないのでシリコンを入れる
つもりでした。全摘後 同時に
エキスパンダーを入れていったん
閉じる…とゆう手術です
M先生がいるならいいか…
そして病理の結果
やはり乳がんでした
2aか2b だろうと言われましたが
詳しい検査をする前の あくまでも
予想のステージ
大きさが4.8㎝と大きい
またかとため息をつく私に
H先生は
「転移とか再発ではなく新しく出来た
ものだからまた手術して治療して
頑張りましょう」と励ましてくれました
そしてS先生に紹介されたA病院への
紹介状を書いてもらう事に
「大学病院でもない新しくできた
ばかりの病院って不安です」というと
H先生とA病院医院長は知り合いだったらしく
「若く見えるけど40代だよ」
とのこと
思えば15年前ここも新しく出来たばかりの
病院だったし先生も当時は40代
開業したての病院だからって悪いわけでは
ないはず
「ホルモンレセプターに反応があるか
調べてるので来週も来てくださいね。
一緒に標本も渡します」
私は左がホルモン治療だったので当然
右もホルモン治療だと思い込む
もしホルモン治療を5年ではなく
10年やってたら右は癌になって
なかったでしょうか?
そうだね…でも終わった事を考えても
しょうがないよ
確かに…でもうじうじ考えてしまう
もしこうだったらああだったら…
わかってた結果でも乳がん確定は
落ち込む
家に帰り電話がなってもメールがきても
出ることができないぐらい凹む
しかもあの夢…
今朝 病院に行く日に見た夢が
あまりにも強烈で
嫌な予感にさいなまれるのでした
続く