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○○クリニックに10年ぶりに来ました
以前は閑散としてすぐ先生に診てもらえた
のに今は座る場所もないぐらいびっしり
人が待機してます 看護師さんに呼ばれ
「まだ２時間は待つかもしれないので
外出してて下さい」と促されるほど…
セレブな街を2時間うろつきながら
色々考えました
10年前 ホルモン治療を5年でやめるか
10年続けるか？とゆう選択で5年で
辞める選択をした私…
定期検査は半年に1回となっており
その検査を忘れてそのまま10年…
それが間違っていたのか…
そもそも完璧に綺麗な再建をしたせいで
又乳がんになるなんて全く思って
いなかったのです
私は大丈夫とゆう根拠のない自信…
心から信じ切っていました。
しかも
10年前の時点で右にはすでにシコリの
ようなものがあり特に何も引っかからず
…確か1回だけバイト先の介護施設
階段で胸のシコリを触って「まさかね…」
となった記憶があります…が
その時病院に行くお金もなく…今にいたる
まで早期発見が大事だといえど病院に
行ける状況ではなかった！
待つ間 異様な緊張をまたしても味わい
腹をくくっていどみました。
「少し心配ですね」
と久しぶりに会ったH先生
すぐにエコーをやってそのまま針生検
怖いとか嫌とかもなくされるがまま
麻酔を打ちます
そして大きい針を打ち パチンパチンと
二回音がして終わりました
昔と違って痛くないしぐるぐる巻きの
テープもなく普通の注射と同じような
シールがペッと貼られただけ
15年の進化を感じました
先生は画像を見たまま
なかなか言葉を発しません
「もう覚悟してます！はっきり
言って下さい」
ぼこぼこしてるし…やはりがんの
可能性は高いです。
乳がんは痛くないって思ってたので
…乳腺の病気とかではなく？更年期
のせいとかは…
ほかは考えられません
15年前ほどの衝撃はないけどズーンと
重いものがくる。
「急に来たのに診て下さってありがとう
ございました」とゆうと
「いやいやとんでもない…大丈夫だよ」
先生はやっと笑顔をみせてくれました
受付でお会計してると
「やっと終わったー」と先生の明るい声が
漏れ聞こえてきました
久しぶりの再会の医者とは
喜びなどなく
浅くて広い川が流れているだけでした
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