国際バカロレア(IB) | 【-AI- music】またドイツで暮らすことになりました。

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ピアニストが綴る。
日独ピアノ&バイリンガル教育&日常など
ドイツでの子育ての記録。

モンテッソーリ幼稚園・小学校育ちの娘たち。

 

主体性のある子になった?と聞かれることも多いですが、

普通校に行った場合と比べることもできないから、

どこまでその恩恵を得られているかは分からず・・。

 

そんなモンテッソーリ教育が一時流行って、有名になったけど、

最近では国際バカロレアという言葉も聞く様になってきました。

 

 

 

 

文部科学省のサイトでも、

”日本でも2022年までに国際バカロレア(DP)認定校等を200校に大幅に増加させ、

日本における国際バカロレアの導入拡大を推進している。”と書いてありますメモ

 

海外の通常の現地校として認められているモンテッソーリ小学校は多々あるけれど、

日本では義務教育のカリキュラム的に認知は出来ないとのこと。

ですが、バカロレアは国立の学校にも導入して推進していくという事で電球

 

 

海外で子育てをしていると、気になる動向です目

 

 

その影響もあるのか、今いるドイツでの日本人学校も、

私たちの時代とは大きく違って、

レポートを書いたり、班で話し合ってまとめて発表したり、

それを自分たちで採点したり。

 

主体性のある授業が増えています走る人

 

これはこれで合う子合わない子がいるだろうから、

合わない子には大変な時代の流れだと思うのは、

能動的に知識を積み込んできた世代の私だからでしょうか・・・。

 

 

 

自分の留学時代を振り返ってみると、

学校や語学学校でも自分の意見を言うのは確かに苦手でした。

 

学力だけでは人脈は築けない。

人脈が築けないと能力を見てもらう機会がない。

 

そんな経験からも、バカロレアが提唱している”全人教育”、

知識だけでなく、芸術・文化・倫理観などのバランスの取れた人格形成を

という考えには共感できます。

 

同時に、語学やコミュニケーション能力は自分を伝える手段であって、

実質の自分の能力や思考が育っていない事には、

語るべき事がないし、相手に興味を持ってもらえない、という事も痛感します。 

 

その点では、グローバルな能力だけを持てはやすのは何かが違うように感じます。

 

 

 

と、色々日本の外側から思うこともあるのだけど、

バカロレア教育もモンテッソーリ教育も、

行きつく信念は世界平和

世界を平和に導ける子供たちを育てる・・・

 

センター試験も共通テストに代わって、

これからの子供たちの変化や、

自分の想像を超えた、どの様な職業がでてくるのだろう、

と楽しみだったり。

 

平和ボケで、世界平和より自国の利益だった私たちの世代。

子供たちに、より良い世界を残したいとも思うけれど、

今の子供たちの方が今の問題を解決してくれる事も多いのかもしれない、

と期待も込めてお願い