北海道の記事、品切れ中につき番外編をお送りしています。
なんか、最近の記事が
私の人生を振り返るみたいになって、
終活的な様相を呈してきました。
今回も、そんな記事です。
旅の記事を、ご期待の読者さまは、
どうぞスルーしてくださいませ。
いろんなところへ旅して歩く前は、
けっこう夜遊びしていました。
お酒は、ほとんど飲めないので、
所謂女装スナックで、お友だちとお話したり、
カラオケしたり、その程度の夜遊びです。
そうそう、あのマツコ・デラックスさんは、
私の友人の友人でした。
もちろん、マツコさんは、
私のことなど、まったくご存知ではありませんが。
あの新宿2丁目にも4年ほど住んでいたこともあります。
そのころの、
2008年2月8日の記事です。
お友だちの誕生日祝いパーティに出席しました。
『気張ってファッショナブルな装いで』との、
ご案内をいただいたのですが、
生憎と手持ちの『ファッショナブルな装い』は、
どうゆうわけか(笑)、着られなくなっていましたので、
着物に初挑戦することにしました。
もちろん、着付けはできませんので、
着物を購入した、
リサイクル着物のお店「福服」さんにお願いしました。
こちらのお店は新宿2丁目にあるという場所柄、
ニューハーフさんも来店するとのことで、
私も、「自分が着る」と言って、
女性用の和服を購入しました。
さて、当日、
お化粧等の準備万端整えて、お店に行きます。
ウイッグは、
裾をちょろっと持ち上げて留めただけの
「なんちゃってアップ」です。
ちょうど、お店に居合わせた、
常連さんでもなんでもないお客さまのお嬢さんにカメラウーマンをお願いして、
着付け風景の撮影です。
まず襦袢を着ます。
『届くかしらね?』
「む~ん」
『あ、届いたわ』
「そうでしょ、ダイジョブだと思ってましたよ」
伊達締めを巻いて、
「イエィ」(笑・まだ下着姿だってば。)
私の立っているところは、一段高くなっているのですが、 それにしても、私、ずいぶんデカいなぁ。 で、この画像が5枚目です。 しゃなり、、、しゃなりの5番。 裾を決めて、、、 |
「そんな気合いれなくても…」
「む~ん」
「こうすか?小さく前にならえ、ですね。」
粋筋風に、ちょっと多めに衣紋を抜いていただきました。
(でも、化繊の着物ですから、まぁ、大丈夫)
さて、一度着替えた服をすぐ近くの自宅に持ち帰り、
しゃなりしゃなりと、お出ましです。
いやぁ、歩幅が「極狭」なので、
歩くのに時間が掛かります。
広い道を渡る横断歩道が、
青信号で渡りきれるか、心配なほどでした。
パーティでは調子に乗って、ビールを(たった)2杯も飲んで、
あげくに着物で締め付けられて、
息も絶え絶え、
後半は水ばかり飲んでいました。
お開きのあとは、この頃の行きつけのお店で、
カラオケ三昧。
着物姿ですから、唄うはもちろん、
島倉千代子「からたち日記」。
あやのさん初着物の記「しゃなりしゃなり」、打ち止めでございます。