昨日は天気が良かったので急に思い立ち、鎌倉に行ってきました。
連休中でもあり鎌倉はそうとう混雑が予想されたので、藤沢駅で降りレンタルサイクルで鎌倉に向かうことに。
藤沢を出て自転車で15分、ツツジで有名な仏行寺に到着。
少しピークは過ぎていましたが、遠目にはほぼ満開。
鮮やかなツツジが目を楽しませてくれます。
成就院から見た鎌倉の街並み。
海岸は材木座の辺りでしょうか。
浜にたくさんの人が見えます。
妙本寺に続く石階段。
ここは訪れる人も少なく、静寂の中に鳥のさえずりだけが響き渡ります。
安養院のツツジ。
ここは北条政子に縁がある場所だとか。
報国寺の苔の庭。
報国寺は竹林で有名ですが、最近は外国人にも有名らしく半分以上は外国人観光客。
見た感じは中国系はあまりおらず、欧米や東南アジア、インド、様々な国から来ている様子でした。
円安が日本旅行を後押ししている印象はありますが、たくさん来てくれるのは嬉しい反面、複雑な気持ちもあります。
通貨の価値はそのままその国の価値を表します。
基本的に先進国は自国通貨が安くなって喜ぶことはありません。
海外からの輸入品が高くなれば物価に反映し、相対的に給料が下がることを意味します。
アメリカの金利が高いので円安となっていると言われますが、日本が金利を上げれば国債の価値が下がる危険性があります。
物価上昇と比例して給料を上げなければならないのですが、これ以上人件費を上げると存続できなくなる会社はかなりあると思います。
自分としては、国が福祉や医療に使っているお金を抑え、消費税や法人税を下げる以外に緊急の方法がないように思えるのですが、財務省に逆らえない自民政権であるかぎりは、ジリジリと国力が落ちていくように感じます。
このまま日本はギリシャのように観光のみで生きていくつもりなのでしょうか?
先日も合気道での稽古の帰りの飲み会で、中小企業の経営に関わる方々が、後数年すると日本経済はかなり危ない状態になると危機感を露わにしていました。
株高といっても海外で物を売っている一部の企業だけが好調なのが真実です。
昔は日本は先進国だった、と若い人たちに語るような未来は見たくないものです。
帰りに山下公園の薔薇園を見て来ました。
まだ薔薇は五分咲きで、今月半ばまで楽しめそうです。