ご飯と氣の話
個人的に半年以上前から、ちょっと体にハードな仕事を週に数回やっているのですが
学費教育費を稼ぐ母ちゃん達は大変ですね
だいたいその仕事の日の1日の歩数は1万5千前後
(休憩時間以外立ちっぱなしで動きっぱなしの仕事)
一番の目的は勿論一番はお金だけどw
ダイエット効果も含め、お金では買えない健康や足腰の強さもついでに手に入れたかったのもある。
これで年老いてもつばきさんとガンガン出かけられるぜってことで
実際にそこで働くようになってどこに出かけても足取りは軽くなったし
一日1万歩ぐらいなら楽勝で疲れ知らずにもなったけど
ただ本当にハードなんですよ
元々体の丈夫さや体力に自信はあっても、やっぱり歳には叶わないのよね
そうは思っていても、それにしてもスタミナ切れが著しいような気がするうーん
特に気力も切れる、精魂尽きるって感じ
。
しかもここ最近のこの暑さ
これは夏バテ必至かな、対策しないとなと思っていたときに
偶然耳にした『米をちゃんと食え』って話。
そういや、飛脚や体力勝負の仕事の人達はお米をしっかり食べてる
仕事の日だけはダイエット効果と腸内環境改善を期待して、朝はフルグラ、昼はオートミールのおにぎりにしてたんだよね。
あれ、これ仕事の日こそちゃんとお米を食べたらスタミナ切れしないんじゃね?
と思って、朝も昼もちゃんとお米を食べたら
普通の疲労はあっても
スタミナ切れしない!!
エネルギーが切れて精魂尽きる感じが全くしない!!
やっぱり当たり前なことだけど、食べるものって大事なんだなと改めて痛感した
体に良いとされているものを取ることも勿論大事なんだけど、お米の力がすごくてびっくりした
ちなみに出産したときに、母がお餅を病院に持って来て言っていたんだけど、昔は産後にお餅を食べると母乳の出がよくなって産後の肥立にも良いからって必ずお餅を食べていたと。
*地方によって違うのかもしれないけど、母は私の産後に祖母が作った餅米とあずきでお餅にして来てた。
日本食のすごさもそうなんだけど、日本人の民族として太古の昔から食して来たものは、理に叶ってるし体に合っているのだなと
よく言われている『氣』という本来の漢字に『米』という字が入っていることも、身をもって実感し過ぎるほどに実感した
また『米』という字には、八方に広がる意味もあることから、本来の意味がそこにあるんだよね
『氣』という漢字が戦後『米』から『〆る』に変えられていることには色々思うことはあるけど
だからと言って現代において昔ながらの粗食がいいかって言ったら、それは違うので。
健康的な食生活とは
あやめの祖母は米農家の百姓をしていて
今現在は大々的な米農家は辞めてるけど、田んぼと畑仕事を90過ぎても元気にやっている。
(何度か骨折もしているけど、寝たきりにもならず畑仕事をしているんだよね)
自分達が食べる分はしっかり作って
そこに年金プラスお小遣い稼ぎで育てた野菜などを産直とかに下ろしたりしているんだけど
お米はもちろん、肉やケーキなんかもしっかり食べてる。
うちの両親もまだまだ現役で外で力仕事をしているんだけど
やっぱりお米はしっかり大盛りで食べるし、肉もケーキも食べる。
どちらも見ていて思うのが、とにかく胃が丈夫で、毎日しっかり食べてしっかり動いて昼寝をしてる。
(以前あやめが訪問の介護職に従事していたときも、元気なお年寄りはみんな普通にご飯を食べていたし、お肉もケーキも食べるって言ってたなと)
祖母も両親も家庭菜園でほとんどの野菜を作り、お新香なども自前。
子供の頃、祖母の家に行くと海の魚以外はなんでもあったように思う。
(内陸部なので海から遠い。それでも時折行商が来てた)
敷地内に、牛豚ヤギ鶏がいて、チーズなんかも作っていたし、川魚もよく釣りに行ってた。
味噌は勿論、納豆も餅米もきな粉もあんこも自前だったし、小麦粉も蕎麦粉も作ってた。
敷地内に梅や胡桃の木もあって、梅は梅干しや梅酒、梅酢や梅ジュースに、胡桃は冬場の貴重な栄養源を補っていた。
勿論一般の人がこういった生活をするのは難しいことだし、あやめにも出来ないw
ただ自給自足が出来ていた時代、日本人の体に合っていた食生活の基本がそこにはあると思う
季節の野菜は勿論、味噌やお新香などの発酵食品や肉や乳製品も適度に取りながら、うどんや蕎麦なども時折食べて、お米が基本の食生活。
極端な菜食主義も極端な西洋食やジャンキー食も、日本人にはエネルギー不足になるし、健康を損なうんだと思う。
なんでもほどよく食べながら、基本の日本食を意識して、これまたほどよく体を動かし、きちんと体を休めることが大事なのだと思う
そしてストレスを溜めないことも大事なので、ケーキなどの嗜好品もほどほどに取ることかなと。
地の物を食し、自然の恩恵と大地のエネルギーを体に入れることは、人間本来の生態でもある
天引観音と筑波山
先日つばきさんと一緒に紫陽花を見がてら筑波山に行って来ました
天引山楽法寺(天引観音)