こんにちは、
目黒区東が丘
『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』
院長の山本綾子です。
前回は、漢方とアトピーの運動療法は
とても相性がよい、というお話をしました。
それもそのはず。
漢方は「気・血・水をめぐらせる」ということが
基本となっています。
私のアトピー治療の基本は、
西洋医学の基本である、「解剖学・生理学」。
細胞が生命活動を行うためには、
「栄養をもらって、老廃物を出す」
ということを続けなくてはなりません。
それが、
「毛細血管⇒細胞⇒リンパ管」
の流れをめぐらせること。
「その部分の皮膚の細胞が、
どうしたら、
しっかり毛細血管から栄養をもらって、
リンパ管に老廃物を流すことができるか?」
を考えた動きをするのが、
山本綾子流アトピーの運動療法ですから、
東洋医学・西洋医学の違いはあれども、
「めぐらせる」という意味では、
目標とするとことが同じなのですね!