【戦略的アトピーの治し方】災害時に役立つアトピーを改善させる運動① | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

こんにちは、

目黒区東が丘 『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』

院長の 山本綾子です。

 

本日12日は、台風19号の接近により、

当クリニックも臨時休診としていますが、

皆様の地域は大丈夫でしょうか。

 

クリニックのある地域は、

多摩川に近いのですが、この多摩川の水位が

大変なことになってきています。

 

どうか、大きな被害がありませんように!

 

さて、本日は、

こんな非常事態のときに、

皆さんに知っておいて欲しいことがあります。

 

まずは、このブログから↓

治療に「絶対必要なもの」があると、

非常時には困るからこそ、「自分の身1つ」で

治せる知恵をつけておきましょう、

というお話です。

本日は、

今すぐ役立つ

『薬などがない時でもアトピーを改善させる運動』

を3つお伝えしたいと思います。

 

この運動が必要な状況が起こらないことを

祈りつつ、でも、最悪の事態のときに、

皆さんの助けに少しでもなりますように。

 

いまからお伝えする運動たちは、

しっかりと「身体の仕組み」を理解しておくと、

わかりやすいので、まずは、

このイラストから。

これは、リンパ節のイラストです。

リンパ節というのは、「老廃物を集める場所」で、

上下水道に例えると、

上水道が血管、下水道がリンパ管となります。

 

例えば、下水道が詰まってしまったとき、

どうなりますか?排水溝が溢れ出してしまって

大変なことになりますよね?

 

人体でも同じです。

 

リンパ管が詰まってしまうと、

「血管→細胞→リンパ管」での

水(正確には間質液)の流れが溢れ出してしまいます。

 

細胞と細胞の間に間質液が溜まって、

むくみになってしまったり、

酷いときは、

浸出液として皮膚の外に出てきてしまいます。

だから、

まず、これらの”関門”であるリンパ節を

開いてあげる必要があります

 

ここで、

絶対やりたい運動その①!

『映画マトリックスのような背泳ぎ』

 

イメージできますか?

(写真は、映画マトリックスの公式サイトより)

この動きは、

映画マトリックスをご覧になった方は

きっとご存知のはず。

 

背中を反らして、

腕を背泳ぎのように動かすアレです。

 

この動きは、

脇のリンパ節(=腋窩リンパ節)を

しっかりと開きながら、

腕や背中を動かす運動です。

上半身のほとんどを動かすことができる、

スグレモノの運動です。

 

頭、顔を除く上半身のリンパ液は

すべて腋窩リンパ節に向かいます。

上半身を改善させようと思うときは、

まずはコレ。

 

ぜひ、お試しあれ!

 

次回は、

「災害時に役立つアトピーを改善させる運動②」を

お伝えします。

 

(※必要な方に届いて欲しいので、リブログ大歓迎です。

アトピーに苦しむ方に届きますように!)