【アトピー完治への道】アトピーから卒業するためのキーワード「罪悪感を捨てる」 | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

こんにちは、

目黒区東が丘「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」

院長の山本綾子です。

 

***<2019年5月15日最新版>***

現在、スタジオプログラム(メディカルフィットネス)を改変中のため、

新規のスタジオセッション(小学生以上)の受付を

一時中止しています。より効果のあるプログラム作成のため、

もうしばらくお待ちください。

 

新しいメディカルフィットネスプログラムは6月頃から開始予定です。

スケジュールが決定次第、

クリニックHPにてお知らせ致します。

また、メディカルフィットネスプログラム受講のためには、

まず、保険診療にて全身状態の確認が必要です。

6月からのメディカルフィットネスプログラムをご希望の方は、

5月中に保険診療を受けておくことをお勧めします。

 

乳児~幼児のアトピーの場合は、

土曜日は非常に待ち時間が長くなりますので、

平日の受診を強くお勧めしています。

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今日は、

アトピー患者さんや

アトピーのお子さんをお持ちのパパママから

よく聞かれる「罪悪感」というキーワードについて

フォーカスしてみたいと思います。

 

一番よく聞くのが、

「ステロイドを使うことに罪悪感を感じている」

というもの。

 

どうして、

自分を助けてくれるものに、罪悪感を感じなくてはならないのでしょう?

 

もし、ステロイドに心があれば、

きっと、

「せっかく助けてあげているのに、どうして悪者扱いするの?」

と、怒っているでしょうね。

 

食べ物でも、よく聞きます。

「ダメだと思いながら、甘いものを食べ過ぎてしまいました」など。

 

小さなお子さんのアトピーでお悩みの親御さん(とくにママ)では、

「私のせいで、この子のアトピーが酷くなった・・・」など。

 

ママたちが、こうやって自分を責めてしまうのは、

「赤ちゃんのアトピーは、ママの排毒」などという、

全く根拠のないデマ(!!)がまことしやかに伝えられているため

なのですが、

お子さんに対する深い愛情を持つママたちは、

このデマのために、

ときに家族からも責められたりと、深く傷ついていることが

びっくりするくらい多いのです。

 

でもね、

何度もこのブログでしつこいくらいお伝えしている通り、

アトピーという病気は、

「もっと自分を大切にして!」という

身体からの悲鳴なのです。

 

自分を責めれば責めるほど、

罪悪感を感じれば感じるほど、

心と身体は、「どうしてワタシを大事にしてくれないの?」

牙をむいてきます。

 

身体は、

「こんな弱い私でもいい」

「こんな意志の弱いダメダメな私でもいい」と

”ありのままの自分”を認めて欲しいと

訴えてきているのです。

 

あなたはいまのあなたのままでいい。

ありのままで、十分に生きる価値がある。

 

そのことに気づいて欲しくて、

アトピーという形を使って、

ずっとサインを送り続けているのです。

 

アトピーがあっても、なくても、

あなたはあなただから価値がある。

 

なんにもできなくても、

皆に迷惑をかけていても(と思い込んでいるだけでも)

それでも、あなただから価値がある。

 

いつか、

この素敵な事実に

あなたも気づいてくれたらいいなと思いながら、

エールを送っています。