こんにちは。
11月23日(土)、東京にて
第8回アトピー発症機序理論勉強会が行われました。
「どうして湿疹がその場所に生じるの？」
という湿疹のルールと、湿疹を生じさせないための
正しい身体の使い方についてお話をしました。
参加者様の中には、お二人の小学生の
お子さんもいらっしゃいましたが、
正しい姿勢や正しい歩き方について、
しっかりと理解していただけたと思います。
勉強会では、「正しい身体の使い方」
をするためには実はかなり筋力がいること。
そして、走るなどのハードな運動をせずとも、
正しい身体の使い方をするだけで、
血流がよくなり、身体が温まることを
実体験していただきました。
以下に、参加者様からのご感想を一部、シェアしますね。
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◆愛知県 20代女性
何十年とこの身体とつきあってきて、
こんなに身体を使っていなかったんだと思いました。
ウォーキングの練習だけで、身体がポカポカでした。
カラダってすごいですね！おもしろかったです！！
◆東京都 20代女性
勉強会の後も、歩き方と立ち方を意識していて、
勉強会の翌日、朝、起きたら・・・
なんと、全身筋肉痛でした！
それだけ動かしていなかったということなんですよね。
（*翌日にいただいたご感想です。）
◆東京都 30代女性
筋肉だけあっても、食べ物だけ気をつけても
ダメだということ、要は「バランス」だなと思いました。
自分はそもそも立ち方から間違っていたんだと
確認できました。自分の意識よりも、
現実は基本ができていないのだと、認識しました。
まずは基本からやり直すことにします。
---<ご感想はここまで>---
ほとんどの参加者様の感想にあったのが、
「立つ、歩く」という基本的な身体の使い方すら
これまでできていなかったことに、驚いた、
というものでした。
赤ちゃんの頃に立てるようになり、
歩けるようになり、その後は、毎日当たり前の
ように行ってきた、「立つ、歩く」。
それが、最も身体に負担がないように、
「立つ、歩く」をしようとすると、
実はかなりの筋力を要するということ。
勉強会の中では、
「一歩踏み出して、そのまましばらく止まる」
ということを行っていただくのですが、
たった数秒で、足がプルプルしてしまい、
まっすぐ自分の身体を支えきれていない方が
多くいらっしゃいました。
それだけ、基礎筋力がないということですね。
これらの基礎筋力は、
自分の身体を支えるための大切な筋力。
一般的なスポーツだけでは、
なかなかつかない筋力もあります。
日々、自分の身体を丁寧に支え続けてこそ
ついてゆく筋力。
日々の生活の中で、自然とつけられる"はず"の筋力。
（本来なら、しっかり筋力がつくはずなのですが、
身体の使い方が間違っているため、
筋力が足りないのですね）
アトピーの患者さんたちには、
そんな「身体を支えるための基礎筋力」が
圧倒的に弱っているのだと、毎日の診察で痛感しています。
それらを鍛えるために大切な「基本の身体の使い方」。
勉強会でお話しています。
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