◆身体はものすごく正直!アトピーの湿疹から見える、自分の身体のクセ | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

こんにちは。今日は、湿疹の出る場所から、


自分でも意識していなかった、身体のクセまでも見えてしまうくらい、身体ってものすごく正直なんだよ、というお話です。





毎日毎日、これだけたくさんのアトピー患者さんを診ていると、全身の湿疹を見ただけで、





いつもどのような姿勢をしていて、


どのような歩き方をしていて、


どのような身体のクセがあるかが





ほとんど一瞬でわかってしまいます。





患者さんに「こんな風に身体を動かしていない?」と聞くと、


「あ、ホントだ!どうしてわかるんですか!?」と、


まるで占い師かなんかのように言われることがよくあります。(笑)





そんな時は、いつもこのようにお答えしています。


「身体はものすごく正直でね、


ぜ~んぶ、身体の湿疹が教えてくれているよ!」





アトピーの発症の仕組みが理解できていないと、


それらの湿疹は、ただのでたらめの暗号のようにしか見えませんが、





一度「アトピー発症機序」を理解してしまうと、


それらの不可解な暗号たちが、


すべてつながっているのだとわかります。





そして、日々のどのような身体の使い方のクセが、


どの湿疹を作り出しているかが瞬時に見えてしまうのです!





先日、こんな患者さんが偶然二人もいました。





何度か私の外来に通院していて、


ステロイドの使い方や、歩き方についてはすでにお話をしていたので、ひどい湿疹はもうありません。





しかし・・・





湿疹はほとんどないのですが、


足のすね(前側というより外側)に乾燥が残っていました。


おかしいなあ、と思って私はこう言いました。





「足のすねが乾燥するということは、


”まだO脚気味”ってことなんだけれど、


歩き方には気をつけているよね?





湿疹にはなっていないから、


ものすごく変な歩き方をしている訳ではないのだけれど、


まだ足の外側に力がかかっているみたいだよ」





それを聞いた患者さんは、こう言いました。


「あ!そういえば、私、


足首をパタンパタンと外側にたおして


(これが不意に起こると捻挫してしまいそうな動きです)


すねの外側に力をいれる動作をクセでやっていました!!」





患者さん自身も、普段は気にしていなかったクセ。


これまで何気なくやっていたこと。





実は、これが脚にとっては非常に負担になっているのだと、


この「湿疹にすらなりきっていない」ちょっとの乾燥が


教えてくれていました。





人にはいろいろな身体のクセがあります。





座るときに腰をまげてしまうクセ


デスクワークのとき、力が入って肩が上がってしまうクセ


デスクの左右どちらかによく使う物があって、その方向ばかりに身体を縮めてしまうクセ


立つときに腸骨(デニムを履くときに擦れる腰骨)をちょっと前に出してしまうクセ


膝を曲げたまま歩くクセ(とくにヒールの女性に多いです)


がに股で歩くクセ   などなど・・・





長ければ何十年とやってきているため、


人に指摘されなければ、やっていたことすら自覚していないことも多いですが、







身体は本当に正直ですので、


それらの「自覚していないクセ」すら


「身体にとっては負担ですよ」と教えてくれています。







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