明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

※1月7日に「テスト2」の記事を載せました。作業が終了しましたので削除しました。いいね!をくださった方々、申し訳ありません。

 

今年は元旦から、能登半島地震が起こり、東日本大震災の記憶が蘇ってきました。津波は予想よりは小さかったのですが、地震の被害と火災の被害が酷かったですね。2日には羽田飛行場での航空機事故もあり、大荒れの年になってしまいました。被災された方々には、お見舞い申し上げます。皆で協力して、復興に取り組んでいかなくてはなりません。

 

 

新春に紹介する曲は、クラシックにしました。どれも有名な曲ですので、皆さんご存じの曲ばかりですので、1曲だけでも、最後まで聴いていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

エルガー/行進曲「威風堂々」第1

 

 

 

 

「威風堂々」はイギリスの初代準男爵、エドワード・エルガーが作曲した管弦楽の行進曲です。エルガーは「愛の挨拶」などでも有名ですね。「威風堂々」は子供たちの間でも、人気のあるクラシックです。

 

 

 

ヨハン・シュトラウス1世/ラデツキー行進曲

 

 

 

 

ヨハンシュトラウス1世が作曲した行進曲。1848年革命の最中に、、当時はオーストリア帝国領であった北イタリアの独立運動を鎮圧したヨーゼフ・ラデッキー将軍を称えて作曲された。(ウイキペディアより)

初心者用のピアノ曲にも編曲されていて、お馴染みの曲です。

 

 

 

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」よりプロムナード、古城

 

 

 

 

1874年、ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーが作曲したピアノ組曲。

「展覧会の絵」はムソルグスキーが友人で会った友人であったヴィクトル・ハルトマンの遺作展を歩きながら、そこで見た10枚の絵の印象を音楽に仕立てたものである。(ウイキペディアより)

 

 

 

★ベートーヴェンヴァイオリンソナタ第5番「スプリング」第1楽章

 

 

 

 

ベートーヴェンのバイオリンソナタの中でも、最も有名な曲です。私も大好きな曲で、新春ではなくても、時々聴きたくなります。第4楽章までありますが、この有名な旋律は第一楽章です。

 

 

ちょっとねこのお話聞いてね!

 

 

ストリートミュージッシャンの巻き

3びきは(グレ、カノジョ、マスターの3びきののらねこたち)やっと、念願のストリートミュージッシャンとして、スタートをきることができました。

グレのギターも、カノジョのタンブリンも、マスターのハーモニカも手に入って、グレとマスターは、シルクのスーツで、カノジョは、オーガンジーのそよ風のようなドレスを着て、町の広場にやってきました。
バリたち4人組のりすのコーラスグループが、いつもやっているところで、
「よかったら、今日は、僕たちといっしょにやりませんか。」
と、バリ(コーラスのリーダー)がさそってくれたのです。

夕暮れ時の、頬に触れる風の心地よい日で、仕事や、学校帰りの市民たちが、けっこう集まっていました。
広場の中央には、噴水の池があって、夜になると、ライトアップされて、とてもきれいなのです。
池のそばの大きなカシの木の下で、リスラーズ(りすたち)の演奏は、はじまりました。おなじみのお客は、まってましたと、大きな拍手を送ります。
バリはバス、背の高いハンサムなポップというりすがテノール、そしてアンリ(ソプラノ)と、ミユー(アルト)の姉妹のメンバーです。アカペラのコーラスなので、楽器は使いません。歌声だけで、すばらしい、深みのある、ハーモニーをかもし出します。ほとんどは、バリが作詩、作曲した、ゴスペル調の曲が中心でしたが、スタンダードな曲も、とても上手に歌います。レパートリーは100曲くらいあると言っていました。3曲ほど歌い終わると、バリがグレたちを紹介してくれました。

「みなさん、こんにちは、今日は新しいグループを紹介します。(ノラーズ)というグループで、こちらは、ギターとボーカルのグレ、サングラスの紳士が、ハーモニカのマスター、そして、この美しいレディはボーカルのカノジョ。今日がストリートミュージッシャンのデビューです。どうぞよろしく。」
グレがごあいさつします。
「みなさん、こんにちは、今日のこの日を迎えるまで、色々なことがありました。リスラーズのおかげで、とてもうれしくて、言葉になりません。」
グレは感激にうるんだ瞳で、ちょっと言葉につまりました。マスターも、カノジョも、目にいっぱい涙をためています。グレが続けます。
「それでは、僕たちの歌を聞いてください。明日を信じて、僕たちのほしい物、そして、くろねこブルース。」

歌い終わると、観客の市民たちの、ワー!!という歓声と共に、箱の中には、たくさんのコインが入れられました。
グレたちの感激は、本当に言葉にならないものでした。最後にリスラーズと、ノラーズの共演で、キャットロード、森はどこへ行った、勇者の戦いなど、カントリーを歌って、この日の公演は終了しました。観客たちは、みんな最後まで、あたたかい声援を送ってくれました。

バリが言います。
「今日は僕たちも、とても楽しかった。又時々いっしょにやりましょう。」
グレも、
「今日は本当にありがとう。明日からやっていく自信ができました。」
と答えました。

グレたちが帰り支度をしていると、まだ帰らないで、木の陰にじっとすわっている、子猫に気がつきました。ステージのはじめから、じっとカノジョを見つめていた子猫です。カノジョが声をかけました。
「もう終わりよ。はやくおうちへ帰りなさい。」
子猫は、カノジョに近づいてきて、答えました。
「私、おうちはないの。お願いですから、私をなかまにいれてください。なんでもしますから。」
グレたちは、顔を見合わせました。チャピーという名のその子猫は、グレたちの答えも聞かずに、アパートまでついてきてしまいました。

カノジョは、
「今日のところは、泊めてあげて、あとでゆっくり考えましょう。おなかもすいているようだし。」
と他の2ひきに頼みました。

そんなわけで、チャピーはその晩、グレたちのアパートに、泊まることになったのです。明日から、どんなことになるのでしょう。

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

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