GWも、母の日も過ぎ、5月も半ばに入りましたね。木々の緑はいっそう濃くなり、紫陽花も咲き始めました。もうすぐ梅雨がやってくるのですね。

 

 

 

毎年ピアノの発表会では、最後に皆で合唱するのですが、今年は「ビリミリオン」を歌いたいと、生徒がリクエストしました。皆に聞いてみてからねということで、聞いたら皆知っている曲です。歌詞が長いのですが、知っている曲なので問題はなさそうということで、決定しました。

 

優里『ビリミリオン』Official Music Video

 

 

 

 

 

 

 

 

★Jポップ編・オリビアを聴きながら

 

 

今回のJポップ編は1970年代の曲を取り上げました。

その時は生まれていなかったという人が、多いと思いますので、聴いたことがないかもしれませんが、初めて聴く方も、ちょっと耳を傾けてみてください。

 

 

「オリビアを聴きながら」は、1978115日に発売された、杏里のデビューシングルです。

 

作詞:作曲はシンガーソングライターの尾崎亜美さんが手掛けました。

多くの歌手(23人)にカヴァーされて、長い間愛され続けているスタンダード曲です。

なにがそんなに歌手たちを惹きつけるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

歌詞をちょっと読んでみましょう。

 

 

★歌詞

 

お気に入りの唄 一人聴いてみるの

オリビアは淋しい心 なぐさめてくれるから

ジャスミン茶(ティー)は 眠りを誘う薬

私らしく一日を 終えたい こんな夜

 

出逢った頃は こんな日が

来るとは思わずにいた

Makinngu goode thinfs better

いいえ すんだこと 時を重ねただけ

疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

 

眠れぬ夜は 星を数えてみる

光の糸をたどれば 浮かぶあなたの顔

誕生日には カトレアを忘れない

優しい人だったみたい けれどおしまい

 

夜更けの電話 あなたでしょ

離すことなど 何もない

Makinngu goode thinfs better

愛は消えたのよ 二度とかけてこないで

疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

 

出逢った頃は こんな日が

来るとは思わずにいた

Makinngu goode thinfs better

いいえ すんだこと 時を重ねただけ

疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

 

 

※オリビアとは日本でも当時大人気だった、イギリスの歌手、オリビア・ニュートン=ジョンのことです。

Making good things better」は、オリビア・ニュートン=ジョンの曲です。日本名では『きらめく光のように』とタイトルがつけられています。

 

 

今の若い人たちも、こんな夜を過ごすことがあるのでしょうか。昔も今もあまり変わらないような気もするのですが、電話だけは違いますね。歌詞に電話が出て来るかどうかで、時代がわかります。

今は電話を待つこともない、LINEかメールで別れ話をして終わり。。。かもしれません。

 

 

 

 

★まず杏里の歌を聴いてください

 

杏里 ANRI / オリビアを聴きながら [Official Video]

 

 

 

 

 

 

★次に作詞:作曲の尾崎亜美の歌

尾崎亜美/オリビアを聴きながら

 

 

 

 

 

 

★男性歌手のカヴァーで

 

德永英明 - オリビアを聴きながら

 

 

 

 

★最後にピアノ演奏で

 

オリビアを聴きながら 杏里 ピアノ演奏 近藤由紀

 

 

 

 

 

 

★ちょっとねこのお話、聞いてね!

 

 

 

 

ジュールの街は今の巻き

あの日のメルリンケルのコンサート以来、グレとマスターもすっかりメル様ファンになっていました。
最も、マスターの場合は、メイと錯覚しているようでしたが。
メルリンケルも、ノラーズのファンだったので、それからは度々共演するようになりました。メルリンケルのコンサートにノラーズが客演したり、ノラーズのストリートミュージッシャンの広場に、メルリンケルがやってきたり、両方のファンのねこたちにとっても、うれしいかぎりでした。

季節はもうすぐ11月になろうとしていました。着の身着のままでジュールの街を出てから、10ヶ月たちました。
グレたちは、今日までポールや、ジュールのねこたちのことを忘れた日はありません。ジュールに送る資金を作る為にストリートミュージッシャンになったのです。
ギャラネコポリスでは、結構有名になってきたノラーズは、大きなステージでコンサートを開くこともできるようになりました。でも、ノラーズはストリートミュージックが好きでした。コンサートのチケットも買えないのらねこや、子供たちも見に来てくれる、ストリートミュージックがノラーズの原点でしたので、スケジュールの半分はストリートミュージックの活動を続けていました。

「ジュールに食料や毛布、衣料品、井戸を掘る機械、色んなものを送らなくては。もうすぐ冬になるわ。急ぎましょう。」
カノジョが声をかけました。
成功を収めたといっても、まだかけだしのノラーズでは、さほどの援助はできませんでしたが、それでも当面の生活費と、クロスケの家に帰る旅費だけを残して、後は全部救援物資に変えました。ジュールのねこたちは、お金よりも物資を必要としていることをわかっていたからです。その中には、こどもたちの絵本や教科書、ノートなど、少しでも勉強できるように、教材も入っていました。
本当は、はやく学校を建てられるといいのだけど。」
グレはポールに手紙を書きました。
「ポール、しばらくだね。元気にしていますか。僕たちはジュールを出てから、ノラーズというグループでストリートミュージッシャンをやってきました。やっと、少しですが救援物資を送れるようになったので、送ります。まだまだ足りないとは思いますが、僕たちもがんばって、又送れるようにします。これから寒くなるので、風邪をひかないように気をつけてください。ジュールのみなさんによろしく。グレ」
しばらくすると、ポールから返事が届きました。
「ノラーズのみなさん、救援物資をありがとう。これから寒くなるところなので、食料や毛布は必需品でした。これで助かるねこが大勢います。子供たちも教科書など、送ってもらって、とても喜んでいます。ジュールは少しづつ平和を取り戻しつつありますが、まだ地雷などが埋まっていたり、危険がいっぱいです。今でも栄養失調や、怪我、病気などで、毎日たくさんのねこが死んでいきます。もう2度と戦争は起こさないでもらいたい。あまりにも失うものが大きいからです。でも、ぼくたちは負けません。がんばって、ジュールを復興させていきます。ノラーズも健康に気をつけてください。ポール」

グレたちは、ジュールに行ったとき、ジュールのみんなが歌ってくれた、「風のトロイア」という歌を思い出しました。あんな悲惨なときでも、希望に満ちた表情で歌っていたのを思い出しました。だから、ジュールは又、昔のような平和な街に戻れると思います。
カノジョ
「さあ、私たちはクロスケの家に行かなくちゃ。みんなが待っているわ。」
クロスケが亡くなったあと、クロスケの家は、うぐいすのバーバラさん親子が住んでくれていました。もうそろそろクリスマスの準備が始まろうとしていたのです。去年グレたちは手伝ったので、クリスマスの準備がどんなに大変か、わかっていました。クロスケがいなくなっても、大きなクリスマスツリーを立てて、恒例の行事を行わなくてはなりません。4匹はクロスケの家に向けて旅立ちました。

つづく

 

 

 

 

 

 

★アヤ子さんの音楽教室

アヤ子さんの音楽教室 (ayakosan.com)

 

 

 

 

HYの「366日」を弾き語りしました。別れてしまったのに、365日でも足りないくらいあなたのことを思っているという歌です。

 

366日・5月の風景

 

 

 

★もう1つのブログ

馳星周の「フェスタ」を読む | あやこさんのブログ (ameblo.jp)