今年は桜の開花が遅れていたのですが、23日雨の日が続いた後、いっきに満開になってしまったのです。41日、2日で4か所の桜巡りをしました。どこも満開になっていました。そして3日(昨日)は雷を伴って、激しい雨が降り続いたのです。桜もだいぶ散ってしまったことでしょう。さらに、昨日は台湾で大地震が発生し、沖縄にも津波が押し寄せました。波乱の4月です。

 

 

★佐藤正午の「冬に子供が生まれる」を読む

 

 

 

佐藤正午の小説は、地元、佐世保の作家という親近感もあって、色々読んでいるのですが、「冬に子供が生まれる」は直木賞受賞作の「月の満ち欠け」以上に、不可思議な小説でした。「月の満ち欠け」は生まれ変わりを題材にした小説でしたが、「冬に子供が生まれる」はUFOを題材にした小説です。

 

丸田君(マルユウ)は「今年の冬、彼女はおまえの子供を産む」というショートメッセージをスマホに受けます。

 

 

小学3年生だった主人公と仲間たちが、UFOを目撃したということがあって、それが新聞の記事に掲載されたため、有名になってしまい、「UFOの子供たち」と呼ばれるようになるのです。その後、高校を卒業したころに、もう1度取材を受け、2度目のUFOとの出会いがあるか、確認するために、取材班と一緒に仲間たちは再び天神山に登るのですが、その途中で、車を運転していた運転手の男性と、先導していたバイクの運転手の2人が、崖下へ転落して、死亡したのです。UFOの子供たちは、軽いけがをしただけで、助かったのですが、その時から、マルユウとマルセイの人格が入れ替わってしまうのです。このことは誰にも打ち明けていないのですが、その事故があった日も、2人は天神山でUFOに出会っていたのです。

その後2人の身には色々な変化が生じ、マルセイはデビューしようとしていたバンドをやめてしまいます。一方、マルユウも打ち込んできた野球を止めてしまうのです。2人は生きてはいるのだけれど、それぞれ別の人格を生きるという不可思議な人生をおくることになってしまいます。ずーっとマルユウが好きだった、杉森真秀、何度もマルユウに手紙を送るのですが、無視され続け、ある日、少年野球のコーチをしていたマルセイをマルユウと思い込み、結婚してしまいます。

次々と登場する様々な人間模様が描かれ、マルセイは謎の死を遂げる。その時、真秀のお腹にはマルセイの子供を身ごもっていて、生まれて来たその子供をマルユウと一緒に育てていく決意をするのです。

 

この小説では、思い違いという事を取り上げています。マルユウが学生時代、野球はずば抜けた才能がありましたが、クラスでは誰からも無視される孤独な存在だと、本人は思っていたのです。しかし、実際には、いつもマルユウを見て、影ながら応援してくれる女子生徒がいたのです。そのことに全然気がつかなかった。。。こういうことって、私たちの人生でも、実は結構あるのではないかと思うのです。自分は誰からも認められていないと思い込んでいるだけで、実際はそうではない場合があるのではないかと。。。

 

とにかく、名前も紛らわしいし、登場人物の人物描写も紛らわしいのですが、きちんと筋道を辿って行くと、目指すところに到着します。読んでみてください。

 

 

 

 

 

2日間の散歩で、24000歩も歩きました。

 

 

 

蓮華畑が復活していたのは、感激でした。昔は春になると、一面ピンク色の蓮華畑が広がっていたものですが、最近はほとんど見かけなくなっていたのです。規模は小さいですが、蓮華畑の再来は嬉しい物でした。

 

 

 

 

早岐中学校の桜のトンネルです。

 

 

 

 

 

浄漸寺の桜

 

 

 

 

尾崎公園の桜

 

 

ヤマザクラもあちこちで存在感を示していました。

 

キモクレンも満開です

 

 

我が家のシモクレン

 

 

尾崎公園ではツツジも咲いていました。

 

 

 

河沿いでは、レンギョウが花盛り

 

 

ムラサキハナナも満開です。

 

 

スミレも次々と咲いて来ます。

 

 

ハナニラの可愛い事。

 

ベニシジミが現れました。

 

ヤマトシジミだと思います。

 

キランソウも咲いていました。

 

ヒメリンゴの花。

 

 

 

 

 

★Kinki KidsAnniversaryを弾き語りしました。

 

Anniversary・桜

 

 

 

 

 

 

 

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