2月に入りました。節分も過ぎ、そろそろ新年度の計画がスタートしたころではないでしょうか。能登半島の被災地は、まだしばらく断水が続くところもあるようで、なんとか早急に水道管の工事ができないものかと思います。
★恩田陸の「不安な童話」を読みました。
恩田陸の小説はピアノの国際コンクールをテーマにした、「蜜蜂と遠雷」を読んだことがきっかけです。「蜜蜂と遠雷」は映画も観に行って、かなりハマった作品でした。その後「夜のピクニック」を読んだくらいで、図書館に行っても、長い作品が多いので、どうしても疎遠になっていました。今回の「不安な童話」は文庫本になっていて、あまり長くなさそうだったので、読んでみました。
本格的なミステリーです。恩田陸はミステリーも書くんだ。。。と新しい発見です。
物語は一人の美しい女性(高槻倫子)が次々とキャンバスに絵を描いていくところから始まる。子供(高槻倫子の子供、秒)も登場して、ーおかあさん、みんな、死んだらどこへ行くの?と問いかける
女性(高槻倫子)はー別のものに生まれ変わって来るのよ。と答える
そこでプロローグは終わり、第1章が始まるのです。
この小説の主人公万由子が登場します。万由子は大学教授の浦田泰山の事務所で秘書の仕事をすることになり、そこである日、高槻倫子遺作展のパンフレットを目にする。なぜか興味を持って遺作展に行くことになるのですが、そこで展示されていた絵に反応して、失神してしまう。高槻倫子は万由子が生まれる1年前に亡くなっていて、(高槻倫子は海で、ハサミをのどに突き刺されて、死んでいたのです。)その殺される時に使用されたハサミが絵を見た時に、見えたのです。
高槻倫子の存在も知らなかったのに、亡くなる時の光景が目に浮かんで来たりして、高槻倫子の生まれ変わりではないかと自分(万由子)も、展覧会を企画した高槻倫子の息子(秒)も、思うようになるのです。
生まれつき、未来のことが予測出来てしまう能力(霊感)を持った人がいるようで、万由子もそういう能力を持っていたのです。
開催中、展覧会場は火事になり、かろうじて火事の中から、息子(秒)が高槻倫子の絵を持ちだして、遺書に書かれていた4枚の絵を、それぞれの指名された人物に届けに行きます。絵はそれぞれの人にとって、喜ばれるどころか、いやなことを思い出させる絵で、不愉快な思いにさせてしまいます。万由子は高槻倫子の息子(秒)と一緒に、高槻倫子を殺した犯人探しが始まるのですが、絵を贈られた4人の人物は皆犯人の可能性はありそう。そして遂に犯人が。。。思いがけない展開でした。かなり面白いミステリーです。
★今回は天候にも恵まれず、あまり散歩もできませんでした。
花もあまり咲いていなくて、良い画像がありません。
花高の川沿いの風景です。
白梅は満開のところが多かったです。
キンカンが生っていました。
センダンの実も食べごろですが、小鳥の姿はありません。
クロガネモチの街路樹は、ヒヨドリ達が来ないので、赤い実が手付かずです。
オウバイも咲き始めました。
マユミの実は可愛くて、とっても好きです。
フキノトウはやっと少しだけ顔を出しました。
セイヨウタンポポが咲いていました。
★ヤフーブログからこちらのアメブロに移行してきたのですが、移行の時に、あまり記事が多くてもと想い、2013年から2015年までの記事を削除したのです。
それで、その間の記事はもう見ることができないのですが、画像は残っているので、少しづつ載せたいと思います。
2012年2月頃の画像です。
シロハラ後ろ姿
ヤブツバキ
セグロセキレイの後ろ姿
オオカマキリの卵塊
アオジのカップル、左が雌、右が雄です。
キセキレイ
梅にメジロ
ジョウビタキ雄
★今回の弾き語りは松田聖子の「瑠璃色の地球」です。
瑠璃色の地球・2月の風景
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